しかし考えれば考えるほど、白人というのはどうしようもない人種だなあと思わざるを得ない。

 

その根っこがどこにあるのか知らない。一神教という説もある。しかしギリシアにも奴隷はいた。そういう国々である。

 

支配非支配関係をどうしても作ってしまう、作らざるにはいられない民族群であり続けてきた。搾取したくて仕方がないのだ。折りあらばと常に狙っている。今でもそうだ。

 

日本人の中にもコスからい人はいるがスケール感が小さいから大した影響はない。だいたい鼻つまみ者になる。

 

中国もあれこれ言われているけれど、歴史を見ると冊封関係が基本であり、定期的に皇帝に拝礼に来ればお土産をたくさん持たせて帰したというではないですか。むしろ持ち出しだったと。植民地主義とは明らかに違う。これが東洋的停滞とマルクスが呼んだ平和な東アジアの実態だと思う。

 

ちょっとよく分からないのが半島の人々かな。絡んでくる鬱陶しさ、ねちこさには辟易させられる。日本人とはかなり違う特性を持った民族であることは感じられる。でもまあ人口も少ない。相手にしなければ苦にはならない。

 

地球規模で人類を苦しめてきたのは何と言っても白人だ。白人の植民地主義だ。その裏にはユダヤ金融があるというけどまあまとめて白人と呼んでおこう。この集団さえいなければ、人類史は特にこの500年、とても平和だったのではないかと思う。

 

アジアも南米も中東もアフリカも苦しめられてきたが、今回思ったのは、実は一番苦しかったのはお膝元の欧州諸国の庶民だったのではないかということだ。そうでなければスペイン、オーストリア、フランス、イギリス、その他で今起きている暴動に近い反ワクのデモが理解出来ない。あれは溜まりに溜まった怨念の爆発かもしれないと感じる。

 

ソ連も崩れ始めたらアッという間だった。でもその直前まで、ブッシュとゴルバチョフマルタ島で会談したくらいまでは、世界を二分する一方の雄とみんな見なしていたわけで。

 

冷静にみていこう。何が起こるか分からない。