王位継承

国は順番を決めている。ていうか制度上決まっている。

 

それを変更しようかということを下々の者が会議で決めるという。誰がその会議のメンバーになるかは役人が起案し政治家が判断している。繰り返すが下々の者だ。変な話である。継承順位は問題ない。問題は継承権者が少なくなることだ。

 

二つの問題が混同されているように感じている。

 

継承権者を増やすと投入すべき税が増える。だからこの点については政府が検討する。それはわかる。だけど誰が継承するかのルールまで変えるのは踏み込みすぎではないか。今のルールに則って、候補者が少なくならないように工夫する。それを検討するなら専門家も特定しやすい。今のメンバーの中には何のためにこの会議に誘われたのかよくわからない人(一般人と比較して見識のある領域が見えにくい人)が混じっている。