昨日は衆院補選投開票日で、ニュース報道の通り3選挙区とも立憲民主党候補が当選しました。
あるだろうなと思っていた結果です。私は、ネットで「岸田の応援演説がすごい」と書いてあるのを見て、動画を探しました。岸田、島根、演説などのキーワード検索で到達します。すごいの意味がわかりました。大体15分くらいの長さなんですけど、意味のある内容はほぼゼロ。それで15分間も話せるというのは本当にすごいなあと。厳しい選挙となっております、島根は偉大な保守政治家をたくさん生み出した土地です、錦織候補は財務省在職中も常にふるさと島根のことを考えてきました。真面目な人です。こういう人に政治改革の先頭に立ってもらいたい、等々。本題への枕かと思ったらそれで終わりました。
とはいえ立憲の泉代表の応援演説が良いかといえばそんなこともなくて、私が見た範囲では、厳しい選挙ですが亀井候補には隈無く地元を回ってもらいました。大変でしたがそんな苦労を感じさせることもなく、いつも笑顔で素晴らしい、みたいな。応援演説に党首が出てきてこの内容のなさには厳しいものがあります。私、選挙演説なんかまともに聞いたことありませんでしたが、まあ聞くほどのものでもないということはよくわかりました。
ただ東京15区で目についたのは、1位当選は立憲民主党の女性候補なのですが、次点が無所属の須藤元気氏であったことです。この方は格闘技やってた頃から知っていましたが、政治家としては立憲民主党にいたんですよね。で数年前に離党して、理由は消費税廃止を唱えたいが党本部が許してくれないだった記憶があります。今回は参議院議員を辞職して衆議院選挙への立候補。こういう経緯なので全くの個人活動です。どういう発言をしているかというと、相変わらず消費税減税ないし廃止。大企業は消費税の還付をもらっているんだ、という難しい話もしっかり選挙演説の中に盛り込んでいました。それが9人もいた立候補者の中で2位になった。おー、この開票は操作されていないかもと思いました。蛇足ですが乙武氏の応援に小池都知事、玉木国民民主党党首、そしてひろゆきが来てましたね。仲間なんですね。こういう時にわかりますね。
消費税廃止といえば、がんのステージ4という森永卓郎さんが財務省を批判する書籍を出して、2冊ともベストセラーになっている。私は電子書籍で読みましたが、内容はかなり難しいです。それが売れに売れているということは国民がそれを知りたがっているとともに、財務省の締め付けがあまり効かなくなってきたのかもしれません。
権威権力等による締め付けの緩みということで言えば、最近、中森明菜さんが徐々に露出を増やしてきています。本人がYouTubeチャンネルでポツポツ新録音を発信し始めたし、何よりも、いろんな人(YouTuberとか)が遠慮なく彼女を取り上げるようになってきた。で、昭和にはこんな素晴らしいコンテンツがあったのか、知らなかった、などと言っている。これはもう、ジャニーズ問題がああいうことになったことと決して無関係ではないと思われます。
医学界でも、世界的にはワクチンの人体への影響(悪影響と言って良いでしょう)を報告する論文が増えてきているとのこと。ここでも権威権力等による締め付けが緩んでいるのかもしれません。良いことなのでしょう。