タイトルは連休中に流れたニュースですが、重要なわりにあまり注目されていないような気がするので取り上げました。
何を意味するのか日本語では分かりにくい法案の名前ですが、ざっくり言えばユダヤを誹謗する言論は禁止するぞというもので、日本で言えば5年ほど前に施行されたヘイトスピーチ解消法のようなもののようです。私は原文も読んでいないので、無責任ですが以下は日本語報道に頼って書きます。
この法案は5月1日か2日に、アメリカの下院を通過したとのことです。現在は上院で審議中と言ったところでしょう。面白いなと思ったのは、こういう差別反対的な法律を作ろうとするのは民主党なのかというイメージがあったのですけど、下院は共和党222議席、民主党213議席で、僅差ですが共和党が多数派なんですね。
背景には、米国各地の大学で頻発したパレスチナ支持、イスラエル批判の学生運動が巻き起こっていることがあるようです。あまりにも学生たちの振る舞いが暴力的なので、これを抑圧しなければならない、という考え方が法案を後押ししたと書いている報道もあります。
一方で、以前にもふれましたが、この学生運動はソロスらの資金援助を受けてプロの工作員が紛れ込んでいる、あるいはけしかけている、主導している、だからBLMやアンティファと同じなんだという指摘があります。おそらく事実でしょう。それは多くの大学のキャンパスで学生たちが立てこもっているテントが全部同じメーカーの同じ種類のものであることが写真で確認できたりして、相当に組織的な動きであることはほぼ確実と思われるからです。
で、自分は何故グローバリストがイスラエル批判を援助するのか不思議だなと思っていたのですけど、このようにしてその動きを抑圧する法律が姿を現してきたので、ああなるほどねと。で、新たに不思議だなと思うのはそれが共和党優位の下院であっさり成立したことですかね。言論弾圧に向かう動きには民主党も共和党もないのかな、と感じさせます。
言論弾圧というような強い用語を使ってしまいましたが、それは例えばこの法案におけるユダヤの定義においてイスラエルはユダヤ人の国家だからヘイトスピーチしてはいけない対象だとされており、仮にガザ虐殺を進めるネタニヤフ政権をナチスに例えたりしたら逮捕されるのだと、これはMINKABU PRESSが書いていて、Yahoo!ニュースにも掲載されています。
私には狂気に見えます。
あと気になったのは、トランプが暗号通貨に賛成なら俺に投票しろとスピーチしたと藤原直哉さんのXで読みました。なんですかねこれ。
個人的には愛車が13年も乗っていたので今回、自動車税が上がっていたことがショックでした。良いものを長く使うことを国は叱ってくるわけですね。これがグリーン税制によるものと説明されていることも納得がいきません。ハイブリッド車だし。