20240509 ワクチン後をめぐる動き

本日本当に書きたいのはガザについてですが、私ごときが言える内容はすでに多数の投稿者によって発信されているので別の機会を待ちます。何より無念なのはいろんな背景があるにせよ、幼い命が多数失われていく現実に対して全世界が無力であることを実感せざるを得ないことです。それこそ神も仏もないものかと。。。

 

また他に気になった記事としては青汁王子という人がいるんですね、影響力あるネット発信者のようです。自民党裏金問題を糾弾する投稿を続けたら、バイク運転中に煽り運転に遭い、焦って転倒して腕を折ったとか。これは偶然なのだろうかと例のマリンさんがブログで紹介しています。笹原俊さんは複数保有するYouTubeチャンネルの一つが凍結されたと言っています。参政党の伊藤万美子さんも開設したばかりのYouTubeチャンネルが数ヶ月間使用できなくされたとして、言論統制が強まっているのではないかとXに投稿しています。ネット発信も戦いです。直截な物言いは良い結果につながるとも限らない、というより事態を後退させる可能性もあると考えれば、私の書き込みも行間を読んでいただけると良いのかなと思ったりします。

 

さて本題ですが、ここにきていろいろ動きがあるようです。一方向ではないと感じます。まず数日前の報道ですがアストラゼネカ(英)がコロナワクチン事業からの撤退を発表。ファイザーアメリカで実は適切な治験を行なっていなかったなどから「政府を騙した罪」で訴えられたが法廷で「我々は政府を騙したのではなく、逆に政府のオーダー通りに動いただけだ」と訴訟取り下げを要請するまさかの展開。日本ではワクチン接種を煽り続けた一人として有名な米国在住だという峰宗太郎という人がなんと厚労省の医系技官になっていたとの報道。一方で昨日の毎日新聞はワクチンと副反応によると見られる死亡事例との因果関係評価は外郭団体において医師と専門家ら2名で行なっていたと報道。1件あたり2名なのか、全件を2名で裁いていたのかは読み取りにくい文章ですが、結果的に検討ケースの99.4%は「因果関係評価不能」とされてしまっており、評価基準を変えるべきではないかとの意見に厚労省も対応する方向とのこと。これはYahoo!ニュースにも載りました。

 

いろんな事後処理がこれから動くのでしょうが、意図的に金儲けした一部の人たちと、当時の雰囲気から言ってとにかくワクチンで人を救うのだと思慮の浅い正義感に駆られて注射を打ちまくった関係者などさまざまな人たちがいて、どうなるのかなと。

 

最も厳しい考え方はハンナ・アーレントの「エルサレムアイヒマン」だと藤井聡さんの著書で読みました。アイヒマンホロコーストの中でただユダヤ人を輸送する責任者だったにすぎない。官僚として真面目に輸送行政に関わっていただけだ。しかし有罪となり死刑に処された。これはいかなる理屈なのかという問いに対してアーレントは、彼がナチスドイツの一員であったという一点において、その主観的意図の内実に拘らず彼は責任を免れないのだ、と論じているとのこと。

 

自分の属する組織集団はジェノサイドを行なっている。それを知りつつ、自分は組織の命令系統の中で真面目に職務を遂行しているだけだったから免責にしてね、という理屈はおかしいだろ、という話ですね。この考え方は、もっと広く議論されて良いと思う。