今日は多くの新聞がこれを一面記事にしています。ネット上でも大騒ぎ。
私は少し、訳がわからなくなっています。
昨年10月7日にガザ地区に拠点を持つハマスが突如としてイスラエルを攻撃したことが今回の紛争の契機となりました。が、さまざまな状況証拠により、これは偽旗だろうと思われました。よく憶えているのはあのNHKが、これはイスラエルにとっての911だ、と言っていたことです。そもそもハマスがこのタイミングでイスラエルにあの程度の攻撃をする意味がわからない。開戦の口実を与えるために行ったのだろう、そもそもハマスってイスラエルがPLO潰しのために作った団体だったというではないですか。
当時、私が予想した展開は、ハマスを悪者にして正義のイスラエルがこれを成敗するというものでした。イスラエルは当然G7の支持を得るだろうから報道上は善玉の立場を得ながら侵略できる、そういうストーリー作りかなと。イスラエル側の動機としては、ガザ沖合に大きな油田があるとか、ガザを更地にすればでかいリゾート地開発ができるといった経済的メリットが多く指摘されています。そういえば、大量破壊兵器を理由にイラクを破壊した米国がおこなっtことはイラク油田の私物化でした。これは大いにありうる話だろうと私は思っていました。
ところが予想に反して西欧メディアはイスラエルの残虐行為を避難し始めた。すでに3万人以上のがざ一般市民が殺害されている。これは戦争犯罪ではないのかとMSMが書き始めました。あれ?MSMはユダヤが支配してるんじゃなかったっけ。イスラエルのことを悪く書いていいんですか?その辺から、よくわからなくなってきました。
さらに欧米各地で学生が反イスラエルの集会を開きパレスチナ解放を主張して大学に立て篭もるなどの事態が発生。その資金源はソロスとも言われています。これで、さらにわからなくなった。ソロスはハンガリー生まれのアシュケナージでしょ。反イスラエルの運動に資金を出す理由は何なのだろう。一方でロシアには即座に行った経済制裁をイスラルにもやれと主張する声は聞かないから、まだイスラエルは西欧主導の国際政治の枠組みの中では一定の位置を占めているのでしょう。
イスラエルの中も割れているといいます。ネタニヤフ退陣を求める万人単位の集会が開かれていると。今朝の報道によれば、ハマスは第三国が提案した停戦合意案を受け入れると表明、しかしネタニヤフは最後まで侵攻するとしてこれを蹴ったと。とことんまでパレスチナ人を虐殺してやまない意志を示す現政権への批判はイスラエル国内でさらに高まりそうな動向です。
なぜ彼らは、全世界から嫌われてまでジェノサイドを進めるのか。これまた解けない疑問となりました。類似例としては既に戦闘能力をほとんど失っていた大日本帝国に対して原爆を投下し東京で一般市民10万人を焼き殺したアメリカ軍があります。あれも、なぜあれほど徹底して最後まで攻撃したのかは、少なくとも私にはよくわからない。今回のイスラエルにも通じる、特殊な心理があるかも知れないですがそんな説明にまだ出会っていません。
思いつく仮説は、小国イスラエルが自己の力を過信しアメリカの911偽旗を真似てがざ併合を企んだが悪辣さを隠し通せず本来味方のはずの西欧からも愛想をつかされつつある、という程度のものです。あるいは、何か別の、物凄く大きなストーリーがあるのかも知れません。
いずれにせよ、ガザからの動画(かなり多い。それも不思議)にみる幼い子供らの姿を見るにつけ、とにかく早く停戦しろよと私も思うし、その声は広がり続けるはずです。