20231110 世界の動向を考える

10月にハマスイスラエルが交戦開始するまでの動きは速かったが、その後は徐々に停滞し今やこう着状態になった感がある。ウクライナに関しては言わずもがな。世界の動向は全体として減速したと思う。日本も木原だジャニーズだと騒いでいたのが沈静化した。統一教会も盛り上がらない。

 

一方で、仕掛かってる(事件は起きたが続報が途切れた)事案は積み上がっていくばかりだ。ノルドストローム爆破、マウイ島山火事、そして個人的にかなり気になっているシドニー・パウエルの司法取引など。大きく言えばワクチン被害やコロナ起源問題、米選挙不正問題、ハンター・バイデン問題、エプスタイン島の話なども未解決のまま引きずり続けている。

 

かなりデクラシフィケーションが進んだとはいえ、事実が明らかになっても、いやなってきたからこそ真実の核心部分が分かりにくくなったという複雑な感想を持っています。

 

例えばイスラエル。このところの世界のメディアやSNSによるイスラエル叩きはものすごい。これは、ユダヤ人が世界のメディア及びSNSを支配していて、自分達に都合が悪いことは報道させないという従来の見方(陰謀論?)からすれば信じられない状況。どう解釈すべきかは大きくふた通りあるような気がしていて、一つはメディアがついに覚醒した。もう一つは、今でもメディアは仕組まれている。中間的な解釈として、メディアは覚醒しつつある途中というのもあるかもしれない。

 

ガザで空爆されたビルの倒壊動画を見ると明らかに計画破壊だからそもそもイスラエルハマスはグルだとも思われるし、もともとハマスモサドが作ったんでしょという話もあるからもう全く真実は謎であるとしか思えない。少なくとも、正しい情報を一庶民が得られるとは思わない。

 

面白いのは、共和党の大統領立候補者が全員イスラエル支持だということ。ただしトランプは明言を避けているらしい。ロバート・ケネディJrはイスラエル支持を表明した。民主党は元々イスラエル側だが、バイデンの発言やブリンケンの動き、インタビューなどからは、表向きイスラエル支持の格好を保ちながら、人道を重んじるみたいなことを強調して、暗にパレスチナハマス)にも一理ありと匂わせているような曖昧な部分がある。これは意図的だと感じる。断固としたパレスチナ支持と思われたイランやロシアの発言は目立たなくなってきた。

 

不思議だ。偽ユダヤ人のハザールユダヤアシュケナージ)が背乗りで国家設立し悪のグローバリズムをやりたい放題やってきたのがイスラエルで、それを撲滅するのが今回の「映画」のクライマックスではなかったのか。

 

現時点での自分の予想というか見立てを書いておくと、ウクライナにしてもイスラエルにしても、「勝ちと負け」という白黒はっきりした決着を回避するシナリオなのかもしれないなと思ったりする。事実関係を明るみに出したら、こんな悪い奴らがたくさんいたことがわかりました、と。そこまではいい。で、その悪い奴らをあっさり征伐して目出度いという話ではなくて、延々と馬鹿馬鹿しい戦いを時間切れまでヘトヘトになりながら双方続けて、疲れ切って、ああなんて我々は馬鹿だったんだろう、これからは別の生き方をしようではないか、みたいな空気が世界を包むようになる。そんな感じなのかなと。わかりませんけど。