20231010 ちょっと立ち止まって考えるハマスとイスラエル

グラディオというのか、いわゆる偽旗。これ、時として非常に複雑だから、冷静さを保って、よーく情報を吟味しないと騙される。

 

ハマスとは何か。イスラエルが育てた、アメリカが育てたというネット上の指摘がある。目を疑うような指摘である。が、実際にガザに行ってきたという日本人(複数人)が説明する動画によれば、ガザ地区イスラエルの暴政にあって餓死する子供もいるとかいう報道もあるのに、ロサンゼルスかというくらいの豪邸が立ち並ぶ地域があって、そこに住んでいるのがハマスの人たち。ハマスパレスチナ人を盾にして贅沢するテロ集団だというのである。とすれば、その収入源は察しがつく。武器はウクライナから横流しされてきた説もある。

 

ハマスパレスチナ人を代表する組織ではないようだ。

 

ハマスからイスラエルは不意打ちを受けたというが、事前にエジプトの諜報機関イスラエルに危ないぞ、ハマスくるぞと伝えていたという報道もある。名にし負うアイアンドームも今回に限ってハッキングされて動かなかったと。何より、ネタニエフの表情が晴れ晴れしていてやっと戦争に持ち込めた感が伝わってくると思わないか、という書き込みもある。

 

正統派のユダヤ教徒イスラエルは静かに消滅すべきだと語る動画もある。バイデンに続いてトランプもイスラエルを支持すると言ったようだ。一方でサウジの皇太子はパレスチナ支持らしい。

 

以上を踏まえて、どう解釈するのか。

 

これ以上ないくらいにこんがらかっていて、訳がわからない。

 

国対国が行うものが戦争だとすれば、それを理解するためには各国の内部構造まで知らないといけないのだろう。

 

ガザは支配されたパレスチナ人たちと、支配するハマスがいる。イスラエルには支配されるイスラエル人(正統派ユダヤ教徒を含む)がいて、支配するハザール人?がいる。ハマスの背後にはイランがいて、イランがハマスに資金を供給した背後にはアメリカの制裁解除があるということだから、間接的にアメリカ(ネオコンだろう)がハマスを駆り立てたと言えなくもなさそうだ。ウクライナから武器が流れているならますますそうだ。だがイランはどう考えているのだろうか。

 

これを日本に当てはめてみれば、日本政府(イスラエル政府)がアメリカの指示に従って日本人(イスラエル人)を戦争に巻き込もうとしているという構図になる。そう考えると、なんとなく、アリそうな気もする。

 

藤原直哉氏が言う通り、大きなシナリオは決着済みなのだとすれば、これはプロセスを見せているだけで、エンディングはイスラエルの消滅ではなかろうか。訳がわからないなりに、やはり注目すべき事態であることは間違いない。