いったん疑い始めると、様々なことが疑問に思えてくる。

 

感染拡大を阻止すると言いながらGoToトラベルを推進する政府は何を考えているのか。

 

県境を越える移動は控えてくれと言いながら海外からの渡航者を制限しようとしない政府は何を考えているのか。

 

飲食店に営業制限をかけながらパチンコ屋や風俗店、マッサージ店などに制限をしようとしない政府は何を考えているのか。

 

PCRについて少し調べるとウイルスを拡大培養?してその存在の有無を把握するものだと知れる。既に不活化したウイルスであっても「有無」の「有」になるという。だからテストでポジティブというのは存在確認の意味であり、陽性者と呼ぶのも強すぎる表現になるのだが、なぜメディアは「感染者」と呼ぶのか。

 

その「感染者数」の公表で途中まで国籍情報が付随していたが突然公表されなくなったのは何故か。

 

飲食店ではアクリルボードを設置するなど仰々しく対応しているのに、なぜ満員電車でのクラスターは起こらないのか。

 

自分の身の回りでは不幸にも感染して大変な事態になる人は一人もいない。ていうかそもそも感染者がいない。陽性者は会社関係で一人、二人出たけれども大したことなくしばらくして復帰してきている。

 

まだまだあるが、テレビの向こう側で重篤化して生死の境を彷徨い、病院はそういう人たちで満杯でベッドも足りていないという話が展開しているのはどういうわけだろう?という疑問ばかりが膨らんだ。

 

あとは推論だが、新型コロナはブラジル大統領が最初の頃に言っていたように、コロナだし、風邪の一種と捉えるのが感覚に合っている。病院が大変だというのは、おそらく2類に指定したから普通のインフルエンザから肺炎に至るコースを辿る人を5類扱いにしておけば楽に捌けるキャパがあったとしても2類だから逼迫するんだろうな、と漠然とイメージされるようになった。インフルで普通に年間1万人以上は死んでたし。

 

政府の対応はいちいちチグハグだったが、それも「この病気は大したことない」派が大勢を占めていて、「いや、これは大変な感染症なんだ」と考える派との間で意思統一が図られていなかったためだろうと理解した。あくまで観察に過ぎないが。