陽性者数減少

それにしても劇的に減少したな、陽性者数。

 

原因は何か、スッキリした説明ないですよね。

 

思い出せば8月末って陽性者数が毎日2.5万人とかいた。検査数は25万人だったから検査を受ければ10人に一人は陽性だったわけだ。10月半ばの状況は検査数が5万で陽性者数が6〜7百人だからまあ100人に一人か。

 

検査数を減らし、Ct値を下げて陽性者数を減らしているという指摘がネット上にはある。ふーん。要死者数は操作できるという主張ね。一つの可能性として認識しよう。

 

検査や対策効果と関係なく、陽性者の数は自然に変動しているという説もある。ピーク110日間隔説である。これは、波の高さはともかく間隔で見れば当たっている。

 

8、9月のピークの波が高かったからだという説もある。陽性者数は検査しなければ分からないので限定的だが実際にはこの期間に国民の大半がウイルスを取り込んでいて、でも症状が出ないから検査もしなかった。結果的に知らないうちに集団免疫ができてしまったという見立てだ。これを証明するにはどうしたら良いのだろう。いわゆる抗原検査?

 

ワクチン効果だとする説もある。確かに、ワクチン接種が爆進したのは8月以降だった。タイミング的には合う。

 

ただしワクチンに関しては感染を防ぐ効果はないと聞いていた。だから全員接種しろという理屈だったような。尾身さん。となると矛盾が生じるね。一方で死亡者数はピークの8末で1日90人。今30人。陽性者数ほどには減っていない。ワクチンは重症化を抑えますと言っているが効果はあったというべきか大したことないと見るべきか。

 

ところで最近、デルタ株はどうなったのだろう。8月にはデルタは恐ろしいということになっていて、感染力は高いし症状は重いし早くワクチンを打てとメディアは騒いでいた。10月になって従来株と共に感染力が強いはずのデルタ株も消え去っているのだろうか。誰か説明してくれ。

 

そもそも死亡者数って累計で1.8万人、ほぼ100%が60代以上で過半は80代。50代以下はほぼゼロ。例年のインフルと比べて年少者の死亡者数が極めて少ないという優しいウイルスである。これでもって若い人にもワクチンは必須だという主張には無理があると感じる。多分、若年層への接種を推進している人たちも、自分らの主張ロジックは弱いなと感じているはずだ。

 

さて、元に戻って陽性者数が減った要因はなんだろうともう一度考えてみる。波がピークを超えて下がったのは多分周期説で納得できる。その下げ幅がものすごく大きいことについては、やはり集団免疫仮説とワクチン効果仮説は棄却できないと思う。検査にインチキがあるのだとしたら、それはネット上で告発が起きるのではないか。まだ自分はそんな情報を目にしていない。