オリンピックは平気で開催したな。
これもGoToトラベルと一緒だ。海外から賓客が来れば三密も厭わず歓迎会を開く。マスメディアはそのことを批判するが、関係者は意に介さない。
マスクこそしているが、開会式で天皇陛下をはじめ要人が横並びで肩を接して座る姿などからは、どう考えても行動制限を呼びかける政府の姿勢の前提である「これは致命的に怖い感染症だ」とは齟齬があると感じられた。
パラリンピックでは子供を万人単位で感染させよと都知事が言い出した。マジか。言っていることが支離滅裂であることをこの人は自身でわかっているのか。おそらく本人以外は全員がそう思った。でも折れない。
この事態をどう解釈するかは悩ましいところで。都知事は何かを意図しているのか真性の馬鹿かどちらかである。いや、第3の可能性として狂っているということもありうるが。
調べてみると学歴詐称で大学はおろか高校も出ていない可能性があるという。頭はそうとう悪いのかもしれない。ふと、豪奢品の売り場は閉めろと訳のわからないことを言っていたことを思い出した。
頭が悪いにせよ、何か企んでいるにせよ、言っていることが支離滅裂で理解不能であることはわかった。政治のリーダーがどの程度の人間かということがよくわかった。こんな人間たちを選んできた自分たちが馬鹿だった、ということが骨身に沁み始めた。
そうこうするうちにワクチン接種が始まり、あっという間に高齢者の摂取率が8割、9割と上がった。自分の知っている高齢者も嬉々としてもう2回終わった、などと語り合うようになった。まあ、新聞やテレビだけ見ていればコロナは大したことないとか、ワクチンは知見が終わっていないぞとか、そういう情報は得られないのだろう。むしろ、どこかの誰かがコロナにかかって大変なことになった、というエピソードが次から次へと紹介され、恐怖心を掻き立てられていたようだ。自分はテレビ見ないから知らないが。
それにしても9割とは驚くな。7月には自分の勤め先がもうダメだと思ったが、8月末には日本自体がもうダメかもと思うようになった。