20240811 イスラエル事案のシナリオがわからない

自宅の近くに電車が通っており、脇道の舗装の継ぎ目から夏草が顔を出しています。この時期の昼間、ヒトは暑くて大変ですが植物にとっては日光が活力源ですから、日々逞しく高さを増していきます。その姿を見ると、そうだよな、光を浴びる、そして育つ。それが自然の根本だよなと感じたりします。生成化育というのでしょうか。この働きは止められない。私の親戚に赤ん坊が生まれましたが、これも日々スクスクと育っていきます。その姿を見ると自然の根本というか、まあ知恵がついてくると生きる意味だとか社会性だとかあれこれ考え始めてしまいますが、そういう後天性のものを一切取り外して見てみれば、光を浴びて日々育つ。それを後代に伝え、それができなくなったら消えていく。生物はそういうふうに創られているのだろうなと暑い中、考えたりする今日この頃です。

 

ところで世界の変化はわかりやすいシナリオの集積だと思うところもあったのですが、イスラエルに関してはどんな落とし前をつけるのか予想がつきません。

 

例えば自民党は実は統一教会CIAだった、裏金を作っていた、売国だった。既に悪い人たちが特定されて、その人たちは文句なく悪いので消えていくだろう、そうすれ少しは状況が改善されるだろう。でも立民とか他の政党も怪しいからなんとかしないきゃな、というシナリオだと思います。

 

ウクライナは、アメリカの策略だった、プーチンのロシアに背後のNATO含めて敵わないと分かった、ゼレンスキーなどは世界から集めた寄付を私していた、化学兵器も人身売買もアメリカの差金でウクライナ国内で盛んにやっていた、という話ですから、この政権もロシアに駆逐されるだろうと予想がつきます。

 

ワクチンも製薬会社とWHOがグルだった、各国政府に圧力をかけておかしな液体を各国民に注入した、ということなので、悪者ははっきりしていて、これから裁判なり何なりで追求されていくだろうと思われます。

 

でもイスラエルどうなんでしょう。日々報道されるガザの状況はこれ以上ないほど悲惨です。イスラエルが選民意識の高い虐殺国家であることは天下に示されました。ところがネタニヤフが米国連邦議会で演説すればスタンディングオベーション、長崎の平和集会に招待しないとG7が出席辞退、トランプはといえば決してネタニヤフ政権を糾弾しません。むしろバイデンなど左派及び怪しい国連期間などや左派の資金援助を受けていると思われる学生運動などがイスラエル非難を続けています。此処が分かりにくい。

 

ガザに関する報道をそのまま受け止める限り、善玉はバイデン政権やBLMまがいの学生運動やインチキ国連機関であり、虐殺を咎めないG7政府機関、米連邦議会は明らかにヒールの立ち位置になります。分かりにくいのは、Q米軍のフロントマンであるトランプが、今の状況だとヒール群の中にあることです。

 

イスラエルユダヤ人という意味ではなくシオニスト勢力)は、いずれ何らかの形で倒されると私は思います。その時、ネタニヤフ政権を非難していたバイデンと、擁護しているように見えたトランプ、という構図が残りそうです。このシナリオは複雑です。というような頭を持って、状況の推移を見ているところです。