20241005 イスラエルの大本営発表

MSMとネットの情報の乖離は以前から指摘されていたが、非常に興味深い事例が出てきたので記しておく、

 

【ネット上の情報】

 

イスラエルはシリアにあるロシアのフメイミム空軍基地を空襲。プーチン大統領はこれを受けてイスラエルにいる自国民(ロシア国民)にイスラエルからの即時退去を命じた。→これが何を意味するかは自明。MSMでは報道なし。

 

・イランはイスラエルを激しくミサイルで攻撃。世界で最も厳重に防御されているとされるイスラエルのネパティム空軍基地にも着弾。米国から供与されたF-15などが格納された倉庫も全壊したことを衛星画像から確認できる。ただしイスラエル政府は(被曝後の)基地全体の衛星画像を公開することをMSMに認めていない。

 

【MSMでの情報】

 

イスラエルヒズボラ情報本部空爆ハマス幹部殺害も発表(10月4日読売夕刊)

 

・イラン石油施設に報復も/米、イスラエルと協議(同上)

 

・外国人の退避本格化/レバノンから/仏、ヘリ空母派遣(10月4日日経夕刊)

 

【比較してみる】

 

読売や日経(さらにはその系列のTV)だけを信じていたら、敵(ハマスヒズボラ、イラン)も攻撃してくるが大したことはない、アメリカとイスラエルが本気出せばイチコロだ、現にレバノンから人々は逃げ出そうとしている、と思うかもですね。

 

ネットをちょっと見れば、イスラエルはもうどうしようもないくらいに追い詰められている上に(元々地上戦に弱いのに空爆の飛行機も破壊されつつある)、ロシアの基地にまで攻撃してプーチンを刺激している。いつロシアが参戦して潰されるか時間の問題かもしれない、と思うでしょう。

 

さてどちらを信じますか?私は、イスラエルが掌握していると思われる既存MSMが先の大戦における大本営発表に極めて近いとの印象を持ちました。こうなってくるともう逆転はあり得ないでしょう。ていうか、もう実は終わっているのかもしれません。