20240612 ポスト自民党

ジョー・バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏に有罪判決。なんか、裁判やってるらしいことはずっと認識してましたけど、中身はよく知りませんでした。詳しい報道もなかったと思う。今回、Yahoo!ニュース始めとしていろんなところに出てきてます。それらによると、ハンター氏は薬物中毒であった。しかし、そのことを隠して虚偽のドキュメントを作り、それに基づいて銃器を購入し保有した。そういうことらしいです。なんか、この人のラップトップPCが流出していて、その中に小児性愛、未成年との不適切行為、薬物その他の証拠画像や動画、関連メール満載と噂に聞いています。でトランプはそのPCは本物だぞとか言っているので、ハンター側はそのPCは偽物だと言い張っているのでしょう。

 

ゆっくりと事態が進んでいるようです。藤原直哉氏は、もう決着ついてるんだけど、わかりやすく(スローモーションの)映画を見せているのだ、バイデンもネタニヤフもみんな役者だ、と解説しています。

 

で、何が言いたいかというと、そろそろ「もしトラ」とかいうのをやめて、「ポスト民主党」の米国をイメージして議論を始めるべきなんだろうなあと。

 

日本で言えば「ポスト自民党」。表面的にはポスト岸田は誰だ、石破と上川と小泉ではないか、菅前総理が暗躍しているぞ、麻生もだ、みたいなニュースに溢れていますけど、リアリティが出てきたのはポスト自民党という概念でしょう。東京都の場合はポスト小池かな。前回360万票だっけ(嘘だと思うけど)。最近、ムサシが使えなくなったのか、自民は負け続けてるし、小池本人には焦り出てきたと見ています。自分の周りで小池に入れる人はいないと思うし、ガチでやったら100万票もいくかどうか。

 

東京都の話は置いておくにしても、やはりポスト自民党を議論する時期でしょう。どうなりますかね。具体的に語っているのは田中真紀子さんだけかもしれない。野党に政権を取らせましょう。野党は理念は立派だけど行政の動かし方を知らないから破綻する。そしてまた自民党に戻ったりする。でも自民党はああだから、再び三たび野党を政権の座に就かせることになる。野党はその中で学んでいく。鍛えられていく。そうやって、イギリスのように政権を任せられる政党が複数存在する国に日本がなっていく。10年、20年かかるかもしれないけど、それしかないのではないか、と彼女は言います。語っている動画は、田中真紀子とか適当な単語で検索すればすぐ出てきます。

 

実際、今年、来年、自民党が選挙で大敗し、公明党が活動不能に陥り、立民が躍進するのか知らないけど、それにれいわとか参政党とかN国とか寄り集まって政府を作ったって、在野の自民が必死に足を引っ張るだろうし、混乱を極めると思いませんか。そうするとやっぱり自民復活みたいな話も出てこないとも限らない。確かに、田中女史のおっしゃることには現実味が感じられます。

 

しかしなあ。。最終的にイギリスみたいになれますよ、と言われて嬉しいかと言えばこれまた微妙ですね。その世界観は古いかもしれないと思う。そもそも、政党という存在自体が、もう時代にそぐわなくなってきているような。だって、政治家一人一人、人格も意見も全然違うわけでしょ。防衛に関して意見が合う人であっても農業政策については全く違うとか、そういうのが実態だと思うし、政治も個人ベースの世界に向か宇野が自然じゃないかなあ。それこそ、時間はかかると思いますけど。