20230829 ひっくり返るタイミング

最近、「真実」を伝えたり解説する各種SNSがおとなしい。もう、条件は全て整っているのだそうだ。あとは、ゴーサインだけ。それでDSはひっくり返って正義の世界が実現するっていうのがもっとも楽観的な予想者の意見。でもなかなかゴーサインが出ないんだと。よくわからないけど、もう待ちくたびれた状態にあるようにも見える。

 

しかし考えてみればこれって、それがたとえ真実であるとしても、そんなに簡単なことじゃないだろう。

 

たとえば通貨発行権を取り戻すと言ったって、中央銀行の歴史って300年くらいあるんでしょ。白人による植民地支配の歴史は500年か。バチカンによる宗教支配の歴史は2000年だよ。それくらい長い間、何代にもわたって緻密に積み重ねられてきた世界だもの、どこか一つをぶっ壊したら、全体がものすごい混乱に陥るでしょ。そこを、あまり悲惨な状態になることなく転換しようというのだから、それは大変だよ。

 

ただ、人によっては「やるやる詐欺」と呼ぶくらい、期待を集めながら長く何も起きていない状況を淡々と眺めつつ思うのは、そろそろ本当に気は熟してきたのかもしれないということ。

 

話に聞いているのは、政府が国家反逆罪を犯したという想定で、軍部が政権を掌握する。こんな形でクーデターが起きるというのだ。が、国民は軍政を嫌うだろうと。だから事前の情報提供をしっかりやらないと失敗すると。その地ならし期間が続いているという理解なんだが、現政権が腐敗の極みであることは日米とも広く認識されてきたのではなかろうか。それが、日本だと政権支持率が最低水準に落ち着き上向く傾向を全く見せなくなったことからも感じられるし、米ではトランプが逮捕・起訴されればされるほど支持率を上げるようになってきたことからもわかる。

 

そろそろ、米連邦政府がひっくり返っても米国民は驚かない、むしろ歓迎する状態ができつつあるのではなかろうか。

 

予備校の先生だという茂木誠さんという人が、ソ連が潰れてその出先だった社会党が無くなった。アメリカが潰れればその出先である自民党がなくなる。そんなことを言っていた。すげー、さすが予備校、わかりやすい。

 

社会党は無くなって立憲民主党とか国民民主党とかあとなんだっけ、亡霊みたいなのがいくつか今でも存在しているけど、まあゾンビだよね。自民党もあんなふうにいくつかに分裂するのかもしれないな。で、それぞれが何事かを主張しながら活動するんだろうけれどもゾンビになるんだろう。我が国民が自力で、自前の政党って作るとしたらどんな格好になるんだろうね。地方議会の方が主張の色分けがしやすいかもしれないな。中央議会は、各県の代表者の調整の場っていうことでいいんじゃないかね。全国政党いらないかもしれない。