混乱を極めるかのような世界情勢だが、自分の知る限り最も明瞭にその背景と動向を解説してくれているのが藤原直哉氏だ。
2018年7月にフィンランドで行われた米露首脳会談は要するに冷戦の終結を決めたものであった。ここが出発点だ。
もう世界戦争はしない。米露間で戦争はしない。軍拡競争もしない。それが2国の大方針として決められた。
そうなってくると、その大方針に逆らって紛争や侵略、戦争を起こそうとする勢力は反乱軍ということになる。反乱はしてくれていい。ただし、それらの勢力は処罰される。そういう構図で全てを見ていくとわかりやすい。
と書いたがわかりにくい点もあって、実はこの冷戦の終結は大っぴらにアナウンスされていない。報道が控えられている。しかし関係者には全員に周知されている、そういう種類のものだからわかりにくいのだ。
確かに2020年秋の大統領選挙でトランプは退陣し民主党から大統領が出た。しかし新大統領はロシアとの停戦協定を破棄する動きをしていない。プーチンとは会ってもいないのではないか。
戦争を起こそうとする勢力とは、具体的にはネオコンの連中で、ブリンケンやヌーランド、ジェイク・サリバン、チェイニーその他もろもろが入ってくる。ウクライナを混乱させている人々だ。彼らは、反乱軍だから掃討される。
G7の首脳も反乱軍になる。日本の自民党政権も反乱軍になる。軍事的オペレーションは既に行われていて、世界の政治家の多くは捕獲されたり処刑されたりしている。反乱軍は、その代役を立てたりしている。
自民党が反乱軍として掃討されるプロセスとして、安倍暗殺や統一教会の問題を見ておけば間違いない。
そもそも米軍は沖縄どころか日本国内から撤退するとのことだ。それも2026年と期限が切られている。一部は既にグアムに移転した。だから2027年までに台湾有事を起こせというCSISあたりの主張はそれなりの目論みというか根拠があるわけだ。米国は、戦争は起こすが戦わないという。
2018年12月には父ブッシュの葬儀があり、参列したDSに謎の手紙が配られた動画が出ている。この年に全てが決まっており、その後はオペレーションが進むだけだったのかということだ。