20240725 ロシアの入国禁止措置を読む

トランプの警護を担当した政府部局の女性長官、辞任したみたいですね。下院での聞き取りで、犯人が残した薬莢の個数を答えられないとした時点で、暗殺計画加担確定かなと思いました。彼女は、なぜか正直にいろんな秘密をバラして辞めていきましたね。

 

面白いなと思ったのはロシアによる日本人の入国禁止措置。2022年に岸田を含む60数人が指定されました。私は共産党の志位委員長(当時)が含まれていたことに一驚しました。その後、志位さんは委員長を辞任しました。不思議に思って調べてみたら、この人、オバマに信書を送るなど意外に親米(親民主党)。一方でロシアのクリミア併合を厳しく批判するなど本当に共産党なのかと疑われるような行動が多かったことを知りました。勉強になります。

 

そして今回、ロシアは新たに13名を指定。トヨタトヨタ会長や楽天の三木谷会長、JICAの田中理事長、東レ東洋紡の社長が含まれていて話題になっていますが、あとは私には耳慣れない会社が多く、また調べてみる気になりました。その結果ですが、みんな装備品の会社です。それぞれ自衛隊防衛省への納入実績もあるようです。

 

武蔵富装:兵隊用携帯食料品(ミリメシ

新成物産:防護服など

信和:防衛用服

斎藤製作所:ドローン部品

諸岡:不整地運搬車両

日建:地雷除去作業車

デンヨー:発電機

工進:ポンプ、発電機

 

中小企業が並びましたが、例えば武蔵富装は佐藤正久議員に毎年献金するなど、装備品調達にはしっかり食い込んでいるし組み込まれています。なるほどということなんですけど、じゃあなぜトヨタ楽天?で探ってみると、この2社も立派な軍事企業みたいなんですね。

 

トヨタはいわゆる高機動車を製作納入しています。それをベースとした民生品としてSUVメガクルーザー)を一般販売している。ああ、確か昔に、トヨタのでかいランクル自衛隊みたいだと話題になったことを思い出しましたけど、それ実際そうだったんだと。楽天は、防災メインということですが楽天モバイル防衛省が2022年3月に相互協力協定を結んでいます。

 

斎藤製作所という名前は初めて知りました。ドローン部品をロシアに販売していたのが、日本政府からの圧力でやめさせられたそうです。ロシアは調達元を一つ失って困ったようです。そんな中、この会社の社長がロシアのウクライナ侵攻を激しく非難したということもあったらしい。ロシア様は著しく心象を害したと思われます。

 

しかしロシアはさすがに色々調べてますね。少なくとも私のような普通の日本人に比べれば遥かにこの国に詳しい。そう、トヨタが典型ですけど、軍事車両を作っていますとか納品してますなんて言わないものね。

 

ふと思ったのは、トヨタがやってるならホンダも日産もやってないか?いすゞも有名じゃないですか。諸岡の前にコマツとかは?三菱重工IHIもあるぞ。なのになぜこれらの会社だけが??

 

ここから先は、私の推測です。根拠はありません。多分、これらの会社の何か(製品かお金か他の何かか)が、ウクライナに流れたのではないでしょうか。日建の地雷除去車のウクライナでも活躍に関しては報道もされてましたものね。