20240301 陰謀論を確認してみる(その3)

今年ももう2カ月過ぎてしまいました。昨日は自民党の政倫審?茶番と大谷選手の結婚発表で情報空間は実質ほぼ無風のまま過ぎた感がありますね。危ないですね。

 

西森マリーさんという方はDS(彼女はカバルと書く)に関して何冊も著書を出していてそれぞれに興味深いのですが、「気づいていない」人々のことを羊+大衆という意味を込めてシープルと呼んでいます。未だに新聞テレビ政府発表を鵜呑みにして日々暮らしている人たちのことですね。

 

笹原俊さんという名高いインフルエンサーがいて、この人とその周辺は、「気づいた人」を覚醒者と呼びます。なんだろう、薬でも飲んだ感じの語感がしますが。その覚醒者というのは、要するに世の中はディープステートに牛耳られている、歴史も自然科学も金融も全部彼らに操作されている。その背後には悪魔崇拝があり子供の誘拐も織り込まれている。トランプ軍は宇宙人の支援を得てその支配をぶち壊そうとしている、というストーリーを広める人たちです。

 

私も2年半前は消極的シープルでした。その後、陰謀論を渉猟してかなり染まりつつ、でも自分が覚醒者になったという実感を得られず、その先というかその外の道を探して今日に至ります。で、陰謀論(覚醒者たちは真実論という)のどこに納得がいかないか、をこのタイミングで、少し時間をかけて考えてみようかな、整理してみようかなというところです。

 

ブラックハットについては、一昨日までに書いた以上のことはわかりません。ホワイトハットに関する情報は整理していなかったのですが、例えば時系列でこんなことが起きていました。

 

2016年11月 トランプがヒラリーを大統領選で破る(民主党不正工作不発)

2017年5月 トランプがローマ法皇と会見・イスラエル訪問・サウジアラビア訪問(それぞれ屈服)

2017年11月 トランプが平成天皇と会見。平成天皇は2019年4月退位。

2018年12月 ブッシュ(父)の葬儀でQのレターが配られる(なぜ公の場でそんなことを)

2019年6月 トランプがエリザベス女王と会見。女王は2022年9月死去。

2020年8月 アブラハム合意(シオニストはネタニヤフが抱えて自爆へ)

 

これらは、例えば陰謀論においてはトランプとその背後の勢力が次々にブラックハットの親玉たちを駆逐していった軌跡として説明されるのですが、ここです。あまりに円滑ではないですか。

 

そんなに簡単に数百年の支配者が次々に駆逐されるとも思えず、トランプはともかくとして、「それ」を行なっている勢力の活動の長さ、そして強力さを感じざるを得ません。そして、平成天皇が退位の意向を表明したのはトランプ大統領誕生前の2016年8月だから、その勢力は別に大統領に指示されなくても、日本の天皇くらいは簡単に取り替えられる力を持っているんだなと想像することは合理的だと思います。

 

長くなったので続きはまたにしますが、これはプロレスなのかガチなのか見極める必要があるし、それによって我々一般庶民のこれからの生きる姿勢は大きく影響を受けるぞと思います。

 

これをガチの「正義対悪」だと思うなら、正義が勝つのは良いことだし実際そうなっているじゃないか、となります。けれども、邪悪な大日本帝国が滅びて支配にやってきたGHQ米軍が民主主義の使者だったと当時の人たちが受け止めてしまって今日の日本の惨状があることも考慮しないといけない。

 

もう一つ、これがプロレス興行つまり単に悪玉を善玉が駆逐する劇を見せられているだけであって、実は善玉も悪玉も同じ興行主に雇われた役者にすぎない、と考えたって良いでしょう。これは陰謀論の枠には収まらない考え方だけど、棄却できない仮説だと私は感じています。いや、むしろそう考えた方が、上記の流れを納得しやすい。真相は当面、わかりっこないので、とことん考えて見極めていく緊張感は必要だと思っています。