20240227 陰謀論を確認してみる(その1)

何度も書きますけど、前々からこの世の中は何か変だなあと思っていたところが、やっぱり変だ、と確信に変わったのが2年半前。米大統領選挙、そして例のウイルス騒動でした。そういう人は多いんだと思います。そして、新聞テレビラジオおよび政府発表に対しては斜めに接するようになりました。要は、騙されないぞと。

 

そして、世の中の真実はこうなんだ、と吹聴するさまざまな情報に積極的に触れていくことになり、なるほどと思うものもあり、これも怪しいなというのもありますが、例えば世界は少数の支配者によって縦に運営されているなどという説は、新聞テレビラジオ教育その他の従来勢力からは「陰謀論」として一蹴されていると知ります。例えばワクチンが効かないわけないではないか、これに気をつけろなどというのは根拠のない陰謀論だ、と言われる。

 

そいう意味では、私はもう完全に陰謀論者側に立っています。新聞テレビラジオそして政府発表に関しては、ほぼ全く信用していない。何か書いてある、何か言っているけど、これは実はこういうことなんではないか、そう考えながら、そういう情報に接する癖がもうついてしまいました。

 

で、フと思ったのですが、私自身が今や陰謀論者であるとして、その陰謀論陰謀論者は自分の信じていることを陰謀論とは呼びません。むしろ真実論とか言っている)の中みを自分がよくわかっているかというと、そんなことないなと。従来の情報が怪しいことはよくわかった。では退避先?としての陰謀論は何を言っているのか。それを信じて私は陰謀論者ですとか言っていて良いのか、そういう疑問です。

 

この話は長くなりそうなので今日は「その1」とタイトルをつけました。連日になるか分かりませんが、いい機会なので、ポツポツを私が理解した陰謀論の中身を整理して行ってみたいと思います。唐突ですがフランス革命ロシア革命も、旧来の悪党を退治して正義が権力を握ったぞ、と熱狂した人たちがいたはずです。従来型の悪が撲滅されかかっている、もう少しだ頑張れというのが今の状況だと思います。冷静さは、大事だと思います。

 

初っ端からアレですが、今、陰謀論者が挙って支持しているトランプ、プーチンを中心とした悪を殲滅しようとしているとされる勢力については、何を狙っているのか、陰謀論の中にも諸説あります。一つは、これはアメリカに限ってのことですが、アメリカは実は1871年法によってイギリスに支配され搾取されている。この状態から脱して真の独立国家を取り戻すのだ、そのための戦いなのだ、というローカルなものです。プーチンはここでは関係ないです。プーチンは、イギリスに乗っ取られたアメリカが西欧を抱き込んでNATOを形成しロシアに対して軍事的圧力をかけ、内政を混乱させロシアの富を収奪しようとしてきたのでそこから脱して新興国中心の体制を作るのだ、そう考えて戦っているとされます。以上は、普通の世界政治の議論の枠内で理解可能な話です。

 

ところが、陰謀論では、そのアメリカやイギリス、西欧諸国の支配層は悪魔儀式を行い子供を焼いて食べたり、子供の目玉に注射針を刺して血液を抜き取って飲んだりするとんでもない連中だ、そのために世界中で子供が攫われている。人身売買も麻薬取引もやりたい放題だ。こんな悪は根絶しなければならない、トランプはそのためにも戦っている、という世界にも入っていきます。これもまあ、ありそうな話だとは思いますけど自分の周囲では聞いたことがないので確信を持って言えるかといえば躊躇う気持ちがないではない。

 

そしてその先に、子供を食べる支配層のさらに上には宇宙人とか地底人がいるんだ、あいつらは人間ではないのだ、人間を支配する異種生物なのだ、というところまで行きます。爬虫類みたいな怪しい影が動き回る動画とかもありますが、なぜかだいたいピンボケです。地底人が絶対にいないとは言わないけど、見たことないし、これも、私にとっては、そう言っている人を信じるかどうかの世界です。

 

ここまで書いてきて思いましたが、私はまだ「完全な」陰謀論者ではないですね。自分が理解しているのは、あくまで限られた情報に基づいての判断の中ですが、偽旗や科学詐欺や通貨詐欺によっていいようにやってきた連中(代表:G7)が、それはインチキではないかと指摘し押しのけようとする勢力(代表:トランプ、プーチン)に対して劣勢に立たされつつある(ように見える)のが現状だ、というところに留まっています。読者の皆さんはいかがでしょうか。地底人見たぞ、いるぞという方はご連絡いただいてもけっこうです。長くなってきたので続きはまた次回に。