20230411 トランプ起訴について

世の中で「陰謀論」と呼ばれる界隈でさまざまに説明がされている。この陰謀論て馬鹿にできなくて、大体「なんだ、本当だったじゃないか」となる。ワクチンは危ないとか、ウクライナはロシア系住民を虐待していたとか。一方で、新疆ウイグル地区住民を中京政府が虐待していると言う報道は陰謀論とは呼ばれない。と言うことは、アメリカや自民党が何か悪いことを企んでいるぞと言う場合に限って陰謀論というレッテルが貼られるのだという傾向は理解しておいた方が良いと思う。

 

トランプ「前」大統領が微罪で起訴されたそうだが、本人は面倒臭そうに風呂ふぃだから起訴された地区であるニューヨークに飛び、出頭してそんな事実はありませんとか述べて、フロリダに蜻蛉返りしてその夜に記者会見してあれは魔女狩りだとか言っていた。

 

米国では大統領経験者を起訴しないという暗黙の了解があったようで、今回、それが破られる前例を作ったからオバマクリントンもブッシュも起訴できるようになったのだ、と陰謀論者はいう。ああ、そうなのか。アメリカも前例主義なのね。でもトランプは特別悪い人間だから例外なのだ、オバマクリントン、ブッシュはいい人たちだから起訴してはいけないのだ、と言ってくるだろうなあ、向こうは。すんなりとはいかないだろうね。

 

トランプ側は、悪い奴らの証拠を山のように持っている。だけどそれをただニュースとかで流しても説得力がないのだ、だから裁判を起こしてもらって、司法の場で証拠として出すことが重要なのだ、と陰謀論者は言う。わかる。ただ司法も向こう側だったりするから、こんなものは証拠として認めない、なんだこんな変なもの出しやがって、みたいに最初はなるんだろうなあと思う。

 

何が言いたいかというと、自分も含めて世の中を良くしたい、トランプはそのために働いているのではないかと期待を持っている層は、あまり、速やかな展開を期待してはいけないのではないのかと。

 

裁判て時間かかるでしょ。

 

日本だと何年もやるよね。ひどいのは30年とか50年とかやってるじゃないですか。

 

私がトランプさんとその背後にいる人たちがすごいなあと思うのは、今の日本でも選挙は不正だし政治家はやりたい放題だし税金は吸われまくりだし、でもどこから手をつけて世直ししたらいいか全くわからない、絶望的な構造があるけど、アメリカもそれだったのを、とにかくひっくり返しそうなくらいまでやってきたようだからね。すごいなあと思う。これを悪い奴らの権力闘争だと読む人もいて、結局庶民はICチップで管理される被支配の立場が強まるだけさと冷笑的な論評も見るけど、どうすればひっくり返せるかを目の前で見せてくれているトランプさんたちには、それ以上のものがあるように私は感じるところがある。