20240125 能登地震被害者への義援金

たいへん遅まきながら、ふと、自分にも何かできないかと考えて義援金を送ろうと決めました。いろんな団体が口座を開いています。中抜きするとの悪評が立っている団体もあるので、納付先は慎重に選ばないといけないなと思いつつ、よくわからないので石川県庁の口座を選ぶことにしました。

 

県庁のホームページを見ると、口座の情報とともに、すでに集められた義援金について記述があります。1月22日現在でなんと90億円を超えている。すげーな。政府の対策費が確か40億円だったんじゃなかったっけ。それで少ないぞと非難されて来年度の予備費を倍にするとかしないとか言うことだったですよね。

 

義援金や支援金、募金を受け付けている団体は赤十字とか日本財団とかいろんなNPO法人とかあって、調べれば募金と義援金の違いとか、事務経費をどれだけとるのかとか、まあ今まで知らなかった情報が結構得られます。通信会社がポイントでも寄付を受け付けますよと言っているのも今風だなあと感じました。

 

石川県だけで90億円なら、全部足せば300億円とか500億円とかいってるかもしれませんね。すげーな、改めて。非難が2万人だから被災者数を仮に10万人とすれば、平均で一人当たり30〜50万円は配られるってことかな。もう少し、行きたい感じはあるな。

 

石川県庁のホームページには、義援金を送った人のリストも見られます。だいたい4千人の名前が出ていて、ざっと見たらスマイルアップ5千万円とかありました。このリストは、氏名・企業名公表してもいいよと回答した人のみということです。北海道から沖縄まで、たくさんの人の名前が出ています。いかにも自地行という感じの企業名もあります。印象ですが、東北で被災した県の人たちが多いようです。そういうところが100万円、200万円、中には1千万円を寄贈している。平均してみると、個人の寄付金はだいたい1万円、法人は20万円くらいだと思うので、リストに載ってる方々の義援金を全部足しても数億円ではないかなと推察します。ということは、名前を出さないでくれ、という支援者が何万人もいるんだろうな、と思われます。

 

なんかね。悪くないですよね。政治の世界とは全く別の、決して表には派手に出てくることがないけれども、困ったときはお互い様、と思って生きている人たちが何万人かはこの国にいるんだな、と。名前は出してくれるな、という気持ちもなんとなくよくわかる。

 

私も、遅くてすみません、とか思いながら、何万円か送ります。少ないこともあり、名前は出さないでくださいという方を選択します。

 

あまり流布しませんが、被災地には夜盗・火事場泥棒が大量に出没しているとの情報もあり。そういうのは東日本の時もすごかったと言いますね。人間は、本当に、いろいろです。