20240120 ハビエル・ミレイの演説@ダボス会議

1日に投稿は1件までにしようと思ってきましたけど、週末で時間もありあれこれ見ていた中で、ああこれは注目かもなと思うのがあったのでメモしておきます。JAXAロケットの月着陸も大ニュースだとは思いますけど。

 

アルゼンチンの新大統領ハビエル・ミレイ氏のダボス会議における演説内容。

 

社会主義は大失敗している。すでに1億人以上を殺害した。

・選挙で選ばれたわけでもない官僚から権力を奪取し国民に返さなければならない。

・政治カーストや国家に寄生する寄生虫どもに脅かされて屈してはならない。

社会主義は必ず貧困をもたらす。経済的、社会的、文化的に全ての国で失敗している。

社会主義者はもう一つの対立、人間と自然との対立を煽る。

・人間が地球にダメージを与えており、地球は守られるべきだと言う。

・その延長線上で人口抑制や中絶計画にまで進む。

・国家は解決策ではなく、問題そのものだ。

・この物語の真の主人公はあなただ。自由万歳!

 

強烈なメッセージであり、ダボス会議メンバーに対する挑戦、長髪、非難とも言える内容ですが、なぜこの人がこの場所で演説しているのでしょうか。

 

デビッド・アイクは物議を醸す人ではありますが、この演説をかなり冷酷に批評しています。その中に、なるほどと思わせる部分もある。切り出すと・・・ミレイのスピーチは自由を謳ったものと聞いたが、それは違う。よく聞いてみると、権力を政府から企業に移そうとしている。政府も企業も同じグローバル・カルトに支配されていることを彼は言わない。彼は資本主義について語っているようだが、実際にはカルテル主義だ。「不正な市場(企業)による専制主義」と「国家による共産主義専制政治」ではどちらが良いのか?と。

 

ミレイは中央銀行デジタル通貨に反対、トランプも反対。トランプはミレイを称賛。

 

ミレイのような人が他にもいるようで、今回のダボス会議の混乱模様はネット上で伝わってきます。ただ、プロレスの可能性はあると思っておいた方が良い。だって民間団体の主催するイベントでしょ。招待される人には招待されるだけの理由があると思わないといけない。ハプニングは、演出の可能性が高い。ただ、前回記した通り、支配層?の内部構想がある可能性も否定はできません。

 

自民党も派閥解消とか言い出して、いよいよ今までのいろんな動きがクライマックスを迎える段階に入りつつあるようにも見えますが、我々大衆は、一喜一憂しないで冷静に構図を読み取ろうとすべきです。