20230813 君たちはどう生きるか

Kindle版のアマゾン「哲学本」の1位がいまだにこれである。紙の本でも1位かな。君たちはどう生きるか。いい題名だな。今、一番、関心がもたれるところでもあると感じる。

 

思い起こしてみれば、昭和と平成は辛かったけれども楽な時代とも言えた。あまり、一人一人が考える必要がなかった。いや本当は考えなければいけなかったんだけれども、余計なことを考えてもロクなことはない、ただ必死に耐えるんだ頑張るんだという社会圧力と、実際に頑張って成功した人々の事例紹介が溢れていて、そうか頑張るぞと言って頑張る人と自分はもうダメだと悟って空気が抜けていく人との分断も進んだような気がする。

 

で、出来上がりの世の中の本当の姿が次々と令和になって暴き出されていて、芸能界は変態、政治は利権と国民搾取、ビジネスは詐欺、教育は洗脳、日本は植民地、アメリカは暴力団、学者やメディアは権力のイヌ、あと何だっけ。。。他にも色々出てくるぞこれからも。要するに、なんか世界を我が物顔に謳歌している連中って、酷い奴らなんだなと。ああ、こんなことだったのかと。コロナ怖いぞワクチン打てと言われて怖いと思って政府やテレビが言うならと競って打った人たちも最近は、あれれ?と思い始めているのではないだろうか。

 

さて。やっぱり、考えなくちゃいけなかったのだろうと思う。

 

試験だが、だから本の売れ行き一位が「君たちはどう生きるか」なのだろうと思う。どう生きようか。どう生きればいいんだ。

 

これ難しいけど、逆にどう生きたら拙いかは自分なりに少し分かってきた。騙されないように生きなきゃいけない。これ大事だと思う。誰を信頼するか、何を信用するか。これ大事。疑い深くなれと言うより、やっぱり、自分で考える他ないってことだろうなと。

 

素朴な疑問を軽視してはいけないとも思い始めたな。ボスにいやらしい事されたとかは声を上げにくいだろうなあ。またワクチンは問題がデカすぎてこれ大丈夫ですかと声を上げることが難しかったと思うが、例えば中古車販売会社に働いていて店頭の樹木を枯れさせろと言われたらそんなことしていいんですかと思うだろう、普通。それは素朴な疑問としてありだと思う。素朴な疑問を持ちつつ、ボスの言いなりになったり、ワクチ塗ったり、樹木を枯れさせたりしてきた結果がこれだ。

 

自分の若い頃を思い出しても、素朴な疑問は嫌われた。つべこべいうな、さっさと仕事しろみたいな。そこで、さて私はどう生きようかと考えるべきだった。

 

君たちはどう生きるか、読み人も増えているが、タイトルが再び広く知られるいことになるだけで、だいぶ違うと思う。今一番大事な言葉のような気がする。