岩谷外務大臣がトランプ次期米大統領の就任式に出席するみたいです。アメリカから招待状が来たと報道されています。ちょっと前までは、岩屋は中国から賄賂をもらった売国奴だぞとアメリカで報道されていたと記憶します。ひょっとしたらアメリカには入国できないのではとも囁かれていました。でも招待状が来たということなら大丈夫なのかもしれません。
岩野外相は中国寄りであることを全然隠しておらず、つい最近も王毅外相と仲睦まじく会談している様子が報道されています。話題の10年ビザもほぼ独断で決めていると言われています。
石破総理はトランプ氏に会いたがったみたいですが、先方にフラれたのか、まだ面会は実現していません。安倍夫人に先を越されました。ただトランプが呼びつけて面会した相手はトルドーみたいに即辞任みたいな例もあるから、早く会えば良いということでもなさそうです。で、アメリカに行く代わりに新年早々インドネシア、マレーシアを回りました。つまり西側諸国よりも先にBRICS側を訪問したと。さらに、日鉄のUSS買収を止めたバイデン米政府に怒りのコメントを発したりしています。
というようなことがいくつも重なり、私も段々と、日本はアメリカ一辺倒からそろりそろりとポジション転換しているのだなと思うようになりました。
調べれば岸田の頃から日銀や財務省は保有米国債をかなりの量、売却してもいるようです。また制裁を加えているにもかかわらず、日露貿易は拡大しており、特にエネルギー輸入の増加が顕著です。表立ってアメリカ様に楯突くことはできず、言いなりになっているふりをしながら、コソコソとBRICS方向にも足場を築いている自公政権の意図的な動きかなと思います。
米軍は日韓から撤退するみたいです。これは何とトランプではなくオバマ政権の時に決められた路線だと言います。もちろん並行して欧州からも中近東からも撤退です。極東の場合は、グアムまで下がると言います。グアムは米領です。
つまりトランプもオバマもバイデンも一緒になってアメリカを縮小させ、BRICSを拡大させ、世界を新しい統治秩序の世界に導いている可能性が感じられます。
米国債を売ればアメリカは怒るだろうし、日本政府が米国債を売ったことにアメリカが気づかないわけはないので。おそらく全部シナリオです。日本はコソコソとポジション変更していると書きましたが、正確には、コソコソと変更しているように見せていると書くべきかもしれません。
保護貿易の世界ももうすぐです。アメリカとの関係も希薄化するでしょう。中国とはより密着して行くのでしょう。好き嫌いの分かれるところだとは思います。