20230711 これからの時代の生き方

8月22日にBRICS会議が南アで行われ、金を裏づけとしたBRICS+通貨が正式に発表されるということだ。

 

すでに中国はルーブルでロシアのオイルと天然ガスを購入し、ロシアは人民元で中国産の工業製品を購入しているという。そこに米ドルが介在する必要は、たぶん最早ないのでしょう。ないと思う。ということは、ドル需要は世界的に激減して、米ドルは買われなくなり、米ドルを持っている国あるいは企業または個人は米ドルを売却して、自分が使いたい通貨にシフトするんでしょう。それはルーブルかもしれないし人民元かもしれない。あるいはそれを大々的に受け入れるBRICS+通貨かもしれない。

 

米ドルは米国内に還流していくこと。米国内に、世界中で流通していた米ドルが集まってくる。米国の政府、企業あるいは個人がこの米ドルを例えばルーブル人民元BRICS+通貨と交換しようと思っても売れない。売れないというか、交換してもらえない。というのは、買い手と見込んだ人たちにとってみれば、米ドルを持つ必要がないから。米ドルを持っていて、アメリカから何か買いたい時に使うんだと言っても何か買いたいものありますか?である。

 

ありますか?

 

思い出しますが、1980年くらいまでは、メイドインアメリカに魅力はありました。しかしその後は。。。今、なんだろう。あるのかな。タバスコとか?アメ車は誰も買わないでしょう。iPhoneはあるかな。でもあれってアメリカで作ってないよね。テスラ車?日本で買うと中国産が来るんじゃないのかな。とうもろこしとか小麦とか、大豆はアメリカ産を買うのかな。

 

ないよなあ。金融主体で経済が運営されると、ここまで実体が弱体化するかというほど買うものがない。だからワクチン売るのかと。ひどいよなあ。

 

大局観として、アメリカ覇権の衰退は否定しようがないと思います。在日米軍も撤退していくでしょう。それを持たせる財力がアメリカから失せる。

 

そうすると、アメリカのいう通りやっていればよかった政治と行政は停滞するか一時停止になるかもしれません。アメリカの情報を信じて経営していた大企業は軒並み停滞するでしょう。SDGsバッチなど社長がつけていたら要注意。

 

一言で言って、1945年8月クラスのインパクトが経済社会に起きると思います。それが今年中という感じ。そんな中でサバイバルするなら、世の中の根本的なメカニズムに目を向ける必要があるんでしょう。そう思う。食べる、とか、成長する、とか、健康になる、とか。アメリカに言われてこれが売れるぞ全国で売れとか言われてはいわかりましたと言って大々的に売ってたような産業は先がないんだろうなあと思います。