20230404 アメリカとの距離感

トランプが茶番だが起訴されると言うことで一旦マンハッタンに戻り、出頭した後フロリダに帰って記者会見を開くという。

 

アメリカは今景気後退の真っ最中だ。現状の経済も悪いが先行きの見通しはさらに悪い。利上げで不動産が売れない、金融機関が債務超過に陥る、製造業が回らなくなる。経費削減が浸透してきたからまずリストラが進むのがコンサル業界だ。ウクライナどころではない、都国民は思っている。欧州ももうダメだろう。金融はCS破綻で兆候が出てきたが吸収したUBSは3万人もリストラすると言うからこっちも内実はボロボロなのではないか。自動車産業はEV詐欺に自ら耐えられなくなってきて液体燃料を認めるとか言い出している。つまり、詐欺的な構造が一つ一つ、自戒しているとしか言いようがない。

 

そんな中でのトランプ演説である。複数の見方があるが、気になっているのは、ここで実は今の米政権が虚偽のものであると暴露されるのではないかと言う説だ。つまり現職の大統領は誰か、という本質的な問題に焦点が当てられるのではないかという人がいるのだ。仮にそうだとしよう、いやそうでなくてもいい、いずれにせよ、金融詐欺を中心とした世界の構造が一つずつ崩れ去っていく現状は変わりようがないと思う。

 

日本国内はどうなるのだろう。これは大きな話である。欧州と米国の支配構造が転覆するのだから、明治以降の150年、その上に乗っかって築いてきた産業や社会は軒並み巻き込まれ心中ではないか。その本山、中核部分は日銀だが。

 

日本は実はヨーロッパとの距離は遠い。なんと言っても強い影響力を持っているのはアメリカだ。アメリカと距離感が近い人や会社がこれまで日本社会では上位に君臨していた。それが後ろ盾を失って、ひっくり返るのだ。

 

意外に動きは早い。数ヶ月で全く別の世界に突入する可能性がある。

 

アメリカとの距離感は、遠く保っておいた方がいい。近ければ近いほど大怪我する。特に、彼らのシステムに依存して生きている人たちは要注意だ。いなくなるのではないか。

 

最近はワクチン死亡者が再び増加している感がある。人口も一層減るだろう。

 

ただ、これだけ動きが速いと、今年後半からは「立て直し」のフェーズに早くも入っていくのかなと思ってみている。色々考えながら。