周りの、9割の打った人たちを見ると、まず何も調べてない。調べようとする気もない。コロナは危険だと新聞テレビが言えばコロナは危険だと信じる。実際の数字は見ない。ワクチンが効くぞと新聞テレビ政府が言えばワクチンは効くんだと信じる。それがどんな試験を受けて世に出されてきたのかなど調べる気などない。接種権が送られて来れば、ああこれでタダで摂取できるんだなと考えて、いそいそとあるいは我れ先に接種会場に向かう。
副反応があっても効いてる証拠だと思いたがる。打たない人がいるとなぜ打たないんだ、感染が広がったらどうすると責める。ワクチンが感染を止めるかどうかを自分で確認した形跡はない。新聞テレビ政府がそう言っていることを丸ごと受け入れて自分の意見にしてしまう。
この人たちの行動原理を理解しないといけない。
まず特徴的なのは新聞テレビ政府を信じているということだ。これ致命的だと思う。なぜ新聞テレビ政府を信じるのだろう?ここが急所だと思うが、なぜなのかは自分にはわからない。なぜなんだ。
無名の一個人の意見は尊重しない人たちが、活字になって有名な新聞社出版社が出してくれば信じる。テレビ電波に乗ってモニターに映し出されれば信じる。これはなぜだろう。
流通している媒体に乗っかるプロセスにおいて、何らかの品質管理が行われているはずだという思い込みがあるのかな。朝日新聞に載るくらいだから本当なんだろう、と。NHKが放送するくらいだから本当に違いない、と。
ここである。
ここを変えない限り、いずれ日本人は同じ過ちを繰り返す。
日刊ゲンダイや夕刊フジ、東京スポーツや週刊ポスト、女性セブンなどは何を書いてもいいらしい。その代わり、日刊ゲンダイが書いているから本当だろうと受け止める人は多くなさそうだ。日刊ゲンダイと朝日新聞の違いはなんなのか。
ここも重要である。マスメディアも全て同列というわけではない。一部の媒体が結果的には特権的に国民の思考と行動を左右する力を持っている。
打たない人になるためには、日刊ゲンダイと朝日新聞、NHKの間には本質的な違いはないのだ、と思ってもらうことが必要かもしれない。これ、難しそうだな。