うるさいな。
しきりに不透明な時代になったとか、VUCAだとか、そういう発言をする人が多すぎる。
違うよ。世界の行く末はもう極めて明確だよ。
ごくごく簡単にいえば、G7の没落とBRICS中心の世界秩序の生成だよ。短期的には色々あると思うけど、中長期的にはその流れで確定でしょ。
日本政府も実は、実はわかってるんだよね。米国債を売却している。データを見ればそうなっている。表立っては言えないんだろうなぁ。でも米国債を売却している。これは、何度でも強調したいくらい重要なことだ。だって、できなかったんでしょ、今まで。米国債を売却したいと思うことがある、と発言しただけで橋本龍太郎さんは殺害されたんでしょ。
それが今、深く静かに進行している。アメリカが首相を暗殺することもない。ということは、黙認なの？
ますますVUCAじゃないじゃないですか。
こういう観察から見えてくるのは、もうアメリカも上層部は白旗を上げている。日本が米国債を売却しても仕方がないと思っている。ということは、売ったら殺すぞと言う脅しをする気がもうないと言うことだ。日本はどんどん売る。アメリカは没落する。それも止むなしと上層部は腹を括ったんだ。そう、もういくら金があっても足りない状態がふれすぎて、日本が多少頑張って米国債を持っていようが売ろうが、最終的に破綻することは明らかだから制御する気もないんだろう。民主党の乱脈財政はついにここまできた。日本の経済学者でイェレンさんのバイタリティを評価する発言を目にしたけど、それは本質と違うよ。別のところを見ろ。
もうアメリカの上層部にはやる気がない、というか既に一掃されているかもしれない可能性についてメディアは何も言わない。アメリカの中間管理職は戦争がしたい。その層はまだいるようだ。だから台湾有事も煽られているけれども無理筋でしょう。中国と台湾は経済的に深く結びついていて、お互いに良い関係をすでに築いている。それを邪魔しているのは誰かといえば、まあアメリカだと言うほかない。
だからアメリカがまともになればほんとに平和な世界に戻るんだよ。1966年くらいの感じ？VUCAとか言ってるのは、風前の灯になったアメリカ支配の中間管理職たちと、その意向を汲んだメディアだけでしょ。その言い分を検証もせず「現代はVUCAの時代」などと言い募る日本の目でしあ、経営者、官僚たちに対しては、もうちょっと自分の目で世界を見てみてはどうかと言うほかない。聞かないでしょうけど。自分の目で見たくないからアメリカの言い分をそのまま自分の意見であるかのように発言するんだろうからね。
こんな人たちが国の上の方にいるんですよ。ダメでしょ。
