20221230 来年は見守るだけ

新聞テレビラジオでは世界は混迷の時代に入ったとか、VUCAだとか、今後の成り行きは予測困難とかいうけど、嘘だと思う。

 

もう、はっきり見えている。

 

ウクライナではロシアが勝利し、NATOの出鱈目ぶりが露呈する。EUはエネルギーが供給されなくなり産業的に崩壊する可能性がある。ロシアの考え方次第だ。

米国ではバイデン息子の悪行と民主党の選挙不正が明るみに出て政権は放り出される。あるいは連邦が分割に向かう。

中国では米国好戦派の仕込みで少しは台湾をめぐる紛争が起きるかもしれない。でもそれは小さなことだ。中国は穏やかに対応する。台湾の中にも中国との一体化を望む声は大きい。自然と一つの省になていくんだろうなと自分も思うし副島先生もそう書かれていた。

 

で、日本である。

 

軍拡も増税もできないんじゃないのかな。各政党は統一教会との関係が明るみに出て、これはまずいということで被害者救済的な法律を作ろうとしつつ加害者を守る方向で一生懸命議論したことが外からも丸見えで、しかも統一教会から一番恩恵を受けているのが自民党だという、もう隠しようもなく腐敗した実態が見えたわけだから、日本人は今も政治家のほとんどを再選しない。

 

追い詰められると人間はここまで下衆になれるのかという姿を萩生田、茂木、そのほか首になった閣僚の皆様方には存分に見せていただいた。統一教会の問題はお金の集め方は当然として、それがどのように使われたかであるとみんな思っているのに徹底的にそれをスルーし続ける政界の不誠実さは国民も骨身に染みて理解した。だからもう、彼らの時代は終わる。

 

まあ、今野現役議員たちがいなくなれば、素人同然の新しい議員が国会に溢れるんだろうし、それを見て経験のない人たちに任せるのは如何なものか的な見方も出てくるんだろうけれども、これはもうパージだよ。終戦後に戦前の大物経営者、政治家はパージされ、全く経験のない若手が社長になり議員になり心配されたがどうなったかといえば高度成長だ。誰が国の発展を止めていたか、結果が出てわかるという部分はある。これから先、麻生や岸田、石破や茂木に国を託しますか?と国民目線で考えてYesという回答が出るわけがない。

 

だからVUCAでも何でもないのである。今のシステムの崩壊を見ることは明らかなのだ。それを前提に話をしないマスコミは終わっている。全体的な進行の展望は極めてクリアだ。一般庶民は、ただそれを見守るだけ。そして、その動きの中で自らの身の処し方を考えれば良い。簡単である。銀行に勤めている人は、まあ早いうちに辞めておくとかね。