安倍は亡くなってから悪くいう人が増えたが、現職総理だった時には数々のスキャンダルというか要するにモリかけとかあってもそれなりの知識人たちから評価されていたことを忘れてはいけない。今でも信じられないのは馬渕さんだよな。もう安倍しかいない！みたいな。今は完全に反DSでロンジンを貼っているが動画は全くBANされない。
怪しさ満点の日本会議系列も安倍礼賛、それどころかトランプやプーチンも安倍との関係は良かったのである。このことを忘れてはいけない。忘れてはいけないんだけれども、一体これはなんだったのかという疑問が大きく自分の中にある。解けない。安倍晋三とはなんだったのか。
祖父の岸信介がCIAの手先だったことはほぼ間違いないだろう。統一教会との関係も深かった。それを安倍晋太郎が継いだのだろう。そして安倍晋三、と来る。じゃあバリバリのCIAエージェントなのかというとそうでもなさそうなところが安倍晋三の不思議なところだ。
小泉を支えて竹中と共に日本経済をアメリカに売りまくっていた部分はCIAの優秀な実働部隊としか見えない。しかし一方で東南アジアに援助し、プーチンと何十回も会談し、中共との関係もそれほど悪化させなかった（むしろ二階らを泳がせて上手く付き合っていた）。プーチンも安倍のことは決して悪く言っていない。トランプもだ。
CIAから見て安倍はどうだったのか。拉致問題にしても国有産業の民営化にしてもよくやってくれたと評価されているだろう。アーミテージなんかもいまだに安倍、安倍と言っている。日本支配層のために非常によく動いた。しかし、アメリカから見ていたら、安倍が勝手にロシアに行ったりアフリカに行ったり二階を中国に行かせたりという行動はちょっと気になっていたのではなかろうか。
アメリカが大統領選挙の不正を契機に軍事政権（日本に例えればGHQ）になり、あからさまにはできないからバイデン傀儡政権（日本に例えれば占領下の政府）を操りながら政府や企業の腐敗を一掃していく中で、どうもアジアでの属国支配から手を引く流れになっている。日本の闇の世界も一掃しなければならない。そうすると独自に動く安倍では具合が悪い。全てアメリカのいうことを聞く人間に首相をやらせなければ、ということで今の岸田がいる。
岸田は国民のためになることは一切しないと決めている。一方でアメリカが命じればワクチン何兆円もすぐに購入する。軍拡もする、増税もする。こういうことだけは早い。権力がどこにあるかを非常に敏感に感じ取りながらここまできた、サラリーマンの鏡のような首相である。
高市はそうではない。安倍流の政治を見てきて、アメリカのいうことを聞きながら、バカのふりをして色々布石を打ってきた安倍政権に比較して岸田内閣はアメリカに従順すぎると思っているのではないか。
トランプも傀儡だと思うし、実質的に軍政を敷いている米軍トップの考え方を推測しないといけない。
