「支配」のメカニズム

なんで犯罪実行者の候補として宗教被害者を持ってきたのか謎だが(他にいなかったのか?)これがきっかけで多数の分析記事が公表され、国民を「支配」する具体的な策が日の目を浴びることになってきたのは思わぬ展開だ。というか頭のいい人たちがそれを狙ってやっているのだろう。

 

自分なりに、色々読んだ記事をまとめると次のようなことになる。

 

アメリカは日本占領後、その国民を大人しくさせ統治するために能力ある日本人を中間管理職として使った。その一人が岸信介。色々考えたんだろうな。つい数ヶ月前まで鬼畜米英と言って挑んでやまなかった民族である。危ない。岸には資金源が必要だから宗教団体をつけた。この辺りが一般庶民の発想と違うところだ。すごいなあ。その一つが統一教会

 

なぜ宗教団体が資金源になるのか。税制上の優遇はあるが、原資はどこから取ってくるのか。それがマインドコントロールだというところがこれまた一般庶民の発想と違う。人は洗脳されていくらでもお金を出す、という事実を普通の人は知らないし、それを集団的に行って政治の資金源にしようという発想はさらにない。でもアメリカにはそれが見えていたのだろう。

 

実際、集団結婚式とかご利益のある壺とか、要するに詐欺じゃないかという手口に多くの人が乗せられ、借金してまで献金していたというから世の中わからない。不思議だが、詐欺行為に基盤を置く集金のシステムがこれで出来上がった。岸、安倍晋太郎安倍晋三はその利権を引き継いできて自民党の最大派閥まで作ってしまったということだ。

 

こういう後ろめたい構造だから、政治家と宗教との関係は今回の場合が典型的な例だが表に出してはいけない。詐欺の被害者も多いだろうから、自分が騙し取られたお金が自民党の有力政治家に渡っていてそれが政治活動の資金源になっていると知れば恨みがそっちに向かうことは当然ありうる。

 

ところが今統一教会創始者が死んで四部五裂の状態らしい。欲で動くとろくなことにならない。今回の狙撃犯は母親とは違うセクトに入っていてまあ対立関係にもあったようだ。それが引き金で宗教と政治のお金の関係が明るみに出たとすれば因果は巡るというしかないか。

 

ウクライナの戦争はネオコンが起こしたが税金で兵器を買って儲けたお金が好戦派の政治家に還流する。コロナワクチンは政治家が主導して国費で大量購入されたが製薬会社の儲けの一部は推進派の政治家に還流する。宗教団体は詐欺で信者から資金を集めて政治家に渡す。政治家は宗教団体を保護する。

 

よくもまあ色々と考えるものである。お金なんていくら持っていても身一つだし家を何十軒持っていようと今晩寝る時に必要なベッドは一つだ。美味しいものも胃袋の容積を超えて食べることはできない。贅沢なんてそんなもんなのにな。

 

問題は、詐欺に騙されて貢いだお金は、本来は家族慎ましく暮らしていく資金だっただろうこと。兵器やワクチンを買うために政府がどんどん借金して、それが増税につながること。さらには政府の借金には利子がついて、利払いのためにも増税されること。そしてその利子は宗教団体から献金される政治家やその周辺の一部の人々に支払われること。

 

そういうメカニズムが網の目のように張り巡らされていることがこの2年間で明るみに出てきた。すごいことだ。利得者は隠したいだろうに。

 

安倍晋三の暗殺を誰が仕組んだか色んな議論が出ているが、大きな流れとしてG7がやられている。ジョンソンもマクロンもモリソンもバイデンまでもが表舞台から引き摺り下ろされていく流れだ。ゆっくりとだが。日本だけその流れと異なった方向に動いている、と自分は思わない。