集団を率いる人は、普通は外敵から自分の集団を守り、できれば外から富を持ってきて中の人々に分け与えるものだと思う。これは一家の大黒柱であったり、ヤクザの組長であったり、どんな組織でも共通のルールではなかっただろうか。
別にそれが正しいというつもりはないが、普通はそうだろう。だからその集団のてっぺんにいさせてもらっているわけで。
ところがそういう常識?で今の日本を眺めるとおかしなことが目に付く。
会社の社長。従業員の給料を上げないで配当で外にどんどん配る。
国の政府。国民から搾れるだけ搾って外人にどんどん配る。
そういう人々は、本来の常識に照らして考えれば、その集団のてっぺんにいる資格はないと思わなければいけないのだが、そういう議論にはなかなかならない。
会社の社長は順送りだし株主が決める建前になっているからそれを上手に利用されてしまえば従業員の出る幕はない。
政府はどうしてああなるんだろうな。多分、アメリカがうんと言わないと首相にはなれないんだろう。想像だが。
それは植民地の現場監督ではあるかもしれないが国のリーダーという目で見たら失格だよな。