誰がどこまで何を知っているのだろうと不思議に思うことがある。

 

自分が観察した範囲では、社会的にかなり地位の高い人でもコロナは大変な病気でワクチンは切り札だと信じている人が大勢いる。大企業のトップや役員、学会のかなり偉い人たち、60代以上のほとんど全ての人々。

 

役所は嘘を知っているのだろうと思いきや、自分の勤める役所では職域接種してくれないからと言って、奥さんの勤め先の職域接種が家族もどうぞというのでありがたがって受けにくる人を見た。40代くらいの人。だから役所でもコロナやワクチンの報道を信じている人がいるんだ、と思った。

 

スガさんオミさんは確信犯だったと想像する。ニシムラさんもカトウさんも知っていたというか少なくとも薄々感じ取ってはいただろう。コウノさんはアメリカでワクチンで死んだ人はいない、と強弁したらしいから、強烈な確信犯か究極の無責任バカかのどちらかだ。どちらにせよ選ばれなくて良かったと思う。

 

国会議員のために職域接種会場を設けたがキャパ8百人のところ百人しか受けにこなかったという報道を見た。他の人は地元で接種なのか回避なのか。

 

そもそも去年のはじめには、感染症が広がっているという報道のある中で旅行とか外食とかのキャンペーンを政府がやっていたのだから、国の上層部も相当混乱していたのだろう。全世界的な強制は明らかにそれを指示する勢力がいての話だから、その支配層?の指揮命令系統というのは各国の本当にごく少数の者に「こうしなさい」というのがきて、「わかりました」となって実行されるのだが実行段階の統制は各国に任されているのだろうと透けて見える。

 

野党も最初はワクチン反対とか言ってたんだよな、もうみんな忘れてしまっているが。それが、今や摂取率が低いのは与党の責任だとか全逆転している。何かあったのか、それともワクチンを与党が推進しようとしているときにはそれに反対し、ワクチン接種に遅れが出たらそれを非難し、という単なるアンチ与党を貫いているだけなのか。

 

世界の支配層は万能かというとオペレーションのところはやはり脆い。製薬会社の幹部がタクシーに乗って「実はあれは危ない。俺の会社では社員に打たせない」みたいなことを喋ってしまい拡散するというようなことはやはり防げない。