何を書いてもあまり読まれないことはよく分かったので、ここは備忘のため、記録のために使おうと思い直した。

 

不思議な事態が続いている。

 

感染症のことだ。

 

自分は「様子見派」から「打たない派」に変わった。その辺りのことを。

 

元々は、親族に薬害で苦労した人がいたことが影響していた。外国で盛んに用いられている良い薬だ、と医者から聞いて熱心に飲み続けて下半身不随になった。老後30年間、座ったままだった。薬は怖い、医者は信用できない、と子供心に肝に銘じた。

 

薬害と分かったのは後々のことであった。似たような症状の人が増えている、ということで被害者の回みたいなのができて声がかかったのだと記憶している。そういうことがなければ、あの薬が原因だったのか、ということさえ分からなかったかもしれない。

 

個人的にも、インフルエンザのワクチンを打った年にいきなりインフルに罹って、型が違うからとか医者から説明を受けたけれども、接種は高いし、結局は運だなと感じた。ワクチン接種はこの時1回限りだが、なぜ打ったかというと昇進して部署の長になり、役員からインフルにかからないように最善の準備をするのが上司の役目だときつく言われたからだった。結局はインフルに罹ったので最善の準備としてワクチンはあまり頼れないなと思ったし、上司の指示で異物を体内に入れるというところまで職業人として従わなければいけないのかという疑問も残った。

 

ちなみに家人は注射嫌いで一度もインフルのワクチンを打ったことがないけれども、罹ったこともない。よく食べてよく寝て、笑って暮らせば病気にならない、というお手本のような人である。

 

だから今回も最初から打つ気はなかった。少なくとも、われ先に、という感覚は持ち得なかった。

 

ところが世界中の政府が打て打てという。世界中のメディアが打て打てという。そんなに効くのか。いやそれ以前に、周りで誰も罹っていないが新型コロナってそんなに恐ろしい感染症なのか、とか気になり始めたのが昨年の春あたりか。もう1年半になりますね。