20240327 紅麹からのサプリ総点検

小林製薬の紅麹サプリ服用で腎臓などが悪くなり既に2名の死亡者が出ているとのこと。厚労大臣はなぜもっと早く報告してくれなかったのかと遺憾の意を表明し、市販されている6千種類のサプリメントを緊急に総点検することを明らかにしたと報道されています。陰謀論者(懐疑論者の私も含む)は、なぜコロナワクチンでその迅速な動きができないんだと詰る。そういえばひと月ほど前、給食でうずらの卵を喉に詰まらせた小学生が亡くなった件では、全国の給食からうずらの卵が排除されました。一人亡くなったくらいで、と言ってしまっては乱暴でたいへん申し訳ないですが、敢えて言います。これです、こういうことに敏感にならないと。じゃあなぜワクチンは、と考えないと。

 

あと今朝、気になったのは熊本で県知事選挙があったんですね。私はマリンさんという方のブログで見たのですが、即日開票の開始時刻が午後9時過ぎに予定されていたのに、投票締め切りの午後8時には讀賣から当選確実の一報が出て、当選者は熊本市内のホテル宴会場に大勢集まった支持者と共に万歳三唱したと。動画も出ています。実際、開票結果はそのとおりとなった訳ですが、おかしいではないか、という話です。

 

放送局は出口調査に基づいて当確を出したのだ、統計学を用いているからサンプル数が少なくても大体当たるのだ、と弁明しますが、外れた時のリスクを考えれば、かなり大胆なことをやりますね。とはいえ、当選確実の判断は放送局のものだし、これだけを理由に不正選挙が行われていると指摘するのは勇み足かもと思います。

 

私がそのブログを読んで少し驚いたのは、熊本県選挙管理委員会に電話で問い合わせした人の投稿が紹介されているんですね。それによれば、「手開票か機械集計かは市町村に任せており県では把握していない」「機械集計のために機器導入した市町村に県が補助する場合あり」ということで、開票オペレーションはかなりアバウトに行われている様子が垣間見られました。開票機械は有名なムサシという会社がほぼ独占状態にあり、その集計は正確なのかという疑いの声は随分前からあります。私がネットで見た範囲では、機械集計の結果を手作業であらためて開票し直して検証する、という手順を踏んだ例はないようです(間違ってたらごめんなさい)。いいのかなあ。

 

そこで思ったのは、開票の公正さはどのようにして担保されているのかということ。開票にも立会人がいるそうです。ではその人はどうやって選ばれるかといえば、なんと立候補者が指名するのだと。法で人数は1選挙区について3〜10名と決められているので、11名以上になったらくじ引きで10名以下にするよと。あと、同じ政党から3名以上の開票立会人候補が出てきた場合もくじ引きで2名以下にすると。そうか。内輪でやってるんだ。だから裏金の使途が公表できないんじゃないでしょうか。と勘繰ってみる(敵対?する党に裏金を渡して騒がれないように不正集計する。。。)。

 

こういう知識って、学校じゃ教えないですね。ていうか社会人になっても知る機会は殆どなくて、誰もが自分の生活に忙しくて、選挙はきっと公正に行われているに違いないと勝手に思い込んでいる。やばいですね。ちなみに公募されるのは投票立会人。文字通り、投票する人を見る人。投票に行くと、何人か椅子に座ってこっち見てる人がいますよね。こんなの、選挙の公正さ確保と何の関係もないじゃないですか。そういうところはオープンにして、肝心の開票は身内でやっているという。根は深いと思いますよ。