20240321 地震ありましたね

今朝の地震、発生時刻は午前9時8分、震源地は茨城県南部、震度は埼玉県内で4、東京23区内は3だったそうです。私は都内の自室にいましたが、本棚の本が横揺れで飛び出してきそうでした。すぐにNHKをつけてみたところ、発震後1分で若い男性のアナウンサーが各地の震度に関する原稿を読んでいました。準備がいいですね。その他のニュースとしては大谷選手の通訳の方が横領して博打につぎ込んで解雇されたというのが一番ネットで騒がれています。関連記事を読むと博打の胴元には大谷選手の口座から振り込みがあったというのが引っかかります。総額7億円弱ということですから日本の銀行なら簡単に振り込ませてはくれなくて、銀行登録印と本人確認が必要ですけどアメリカではどうなんだろう。

 

地味ですが自分が最も気になったのは共同通信の「人の血液からプラスチック微粒子/有害添加剤を国内初検出/農工大」という記事。このブログをお読みの皆さんにとってはあーやっぱりね、よく報じたね、という類のものかと思いますけど、多少の感慨があります。

 

以前も書きましたけど私は勤め先で職域接種するぞという話になった時、あれは毒だと確信していたので反対意見を述べました。社内で目立った行動を取ったのは、あれが最初で最後だったと思います。厚労省のサイトで見たら劇薬と出てました、審査資料も黒塗りだらけで信用できません、社員をリスクに晒すのいかがなものか、等々を思い切って役員に向けて発言したのですが、大手企業から天下ってきた副社長から「国の方針に従うのは企業の役目だ!」と怒鳴られ、気まずい空気を察した会長が「まあ、機会を提供するというだけのことだから云々」と丸く収めて職域接種が決定。人事部長は張り切って、当社の申請は他社よりも早く受け付けられました!などと成果を強調、年末には総務部と人事部が職域接種成功を讃えて表彰されました。私は、社員も馬鹿じゃないから射ってもせいぜい半分くらいだろうと予想していたらなんと9割、それも家族帯同で接種する人が多かったということだったので、愛社精神はすっかり消えて無くなりました。

 

それ以来、閑職に追いやられて暇な日々を過ごしており、転職しようと思っても我が社はSDGsを積極的に推進しますみたいなところが多くて難儀しています。夢占い?では女子大らしいから、その辺をあたってみようかな。あと、私はこの1回で社会とか人間集団とはどういうものかを少し学んだ気がするので、行動するにしても無意味な玉砕は避けようと考えるようになりました。それで良いのかはよくわかりません。実際、京都大学名誉教授の福島先生らのように、表立って堂々と厚労省に薬害どうするんだと詰め寄っていく人たちは偉いなあ、と素直に思います。あの根性は、私にはありませんでした。

 

さて、本日の最後に、実は農工大のニュースより遥かに重要かもしれない記事を見つけたので記しておきます。「メモ・独り言のblog」という面白いサイトがあって、そこに「世界全体の『法的ID』と『出生登録』をデジタル化:ネパールが国民に生体認証デジタルIDを義務付けると発表」というのが出ていたのです。内容はタイトルの通り。そうか、ネパールからとは意表をつくね。その記事の締めくくりには「興味深いことに、トランプをはじめ、どの政治家もこのことについては一切語らない」と書いてあります。

 

私は先日、南の島でちょっとした探検ごっこみたいなことをしてきたのですけど、太陽の光を存分に浴びてのびのびと育つことが植物という存在の本来の姿だなと実感しました。ならばヒトも同じではないのか。動植物が光を得て(自由意志で)のびのびと成長し活動することが神意であるとすれば、それを制約しようとする管理とか束縛は少ない方が良い。共産主義と言い表される事務局全能体制(私の造語)はこうした観点から懐疑し可能な限り忌避すべき対象となります。デジタルと管理との結合は最悪でしょう。そして彼らは「皆さんのために」と言って擦り寄ってくる。私たちがその誘いに乗って「ではそうしましょう」と言って認めてしまったら、私たちは私たちの「自由意志」で誰かに管理されることを選んだことになってしまいます。そこのところが彼らにとっては関門らしいし、けっこう普遍的なルールでもあるようです。騙されないように、気をつけましょう。