20221121 非接種者の孤独

自分はコロナのワクチン接種には懐疑的で、このまま非接種を続けるつもりだけれども、この2年間、なんとも言えない孤独感は深まっている。

 

明るく接種する周囲を見ていると、ああこの人たちとどういう会話をしたらいいのだろうと悩む。というより、会話は成り立たないだろうなという諦めが先に立つ。

 

会話ができないというのは大袈裟な言い方かもしれない。世間話くらいはするよ。しかし、いざ深い話になっていった時に、あのワクチンはねえ、とはいえないなという意味での距離の遠さ。

 

だって、もう打ってるわけだから。いまさらね。あれはこうなんだよと言われても向こうも困るでしょ。

 

自分の勤め先は社員数が千人くらいだけど、非接種は1割。職域接種の応募者が9割と人事部が言っていたから残りは1割。地域で接種してる可能性もあるから1割以下か。非接種者は自分の知っている限り数名。ということは、だ。そういう価値観で生きている人に囲まれて仕事をしてるということが改めてはっきりしたわけで、これは衝撃ですよ。

 

ああ、自分と同じようなものの考え方をする人は完全にマイナーなんだと。周りに十人いたら九人は違う価値観で生きてるんだと。

 

彼らが明るいのは、自分たちがメジャーだと知っているからなんだろうなとも思う。安心だろうね。こっちは大変だよ。せめて半々くらいだったらもう少し生きやすいのにな。

 

ネット上の反ワクの人たちは逞しいなと思う。別の意味で明るい。自分たちが少数派だけれども正しい、と信じてそれが自信になっているのだろう。

 

自分の場合、非接種は正しいと信じてはいるけれども、今まで親しく接してきた人たちがほとんど全て向こう側(言われた通り打つ)だったと知ったことの精神的打撃からなかなか抜け出せないんだよね。

 

まあ仕方がない。自分にできることをやらなかったわけじゃない。職域接種には一応反対したからな。無視されたけど。

 

これからどうするかね。世の中の流れを見ていると、どうもあれは毒だったということにだんだんなっていく。打った人たちは怒り出すだろう。騙された、と。一緒になって怒るのかな、自分は。正直、そんな感じでもない。今のところ。よくわからん。