20240319 英国王死去のニュースはフェイク?

一部で拡散してますね。私が見たのは笹原俊さんのXでした。へーえと思いましたが、まあありうる話かなと。でも引用元を辿っていくとちょっと訳のわからないところに行き着き、またオリジナルは既に消されているようです。別の方のXではバッキンガム宮殿の周囲に集まった報道陣の動画がアップされてますけど今現在のものなのかは不明。他の方のXではBBCのXの背景色が赤から黒に変わった、女王が亡くなった時と同じだとの指摘あり。また朝日新聞デジタルは早速否定記事を掲載。これはフェイクであると。既に在モスクワ、在キエフの英大使館は否定コメントを出していると。しかしね、モスクワとキエフというところがなんともね。ということで、ここでも情報戦の複雑さを味わうことができます。なお死去したとフェイク?報道されている国王はもはや本人ではないからどうでもいいという説もあり。何やってんでしょうね。

 

数日前に共産主義なり社会主義なりは「みんなで分かち合おうね」というお題目を唱えながら、実際には事務局を任されたあるいはもぎ取った連中が総取りする仕組みだよな、事務局の権限が肥大化して軍事や警察まで握って結果的に管理者全能体制が出来上がるんだよな、ということを書きました。大日本帝国について言えばこれは全体主義だと思いますが、天皇陛下のために団結せよ文句を言うな言うことを聞け、その取り締まりは我々がやると明治政府が上記で言うところの事務局を担って全能となりあっけなく滅んだと言うことかと思います。事務局という言葉が不思議に思われるかと思いますが、ソ連中共は「書記」や「書記長」が偉いと言っている(いた)ではないですか。書記ですよ。

 

マンションの管理組合は、区分所有者から委託されて全棟の管理を担っている訳ですがゴミ出しの曜日を守れとかペットは飼うなとか駐車場利用料金を上げるぞとか事務局のくせに決定権や指導権を振り回す場合があるじゃないですか。あれが、理事長が固定化して警備員を雇って規則を守らない人を追い出したりするようになっていくとすれば、それが本来のコミュニズムが事務局全能の共産主義管理国家体制に向かっていく姿のミニ版ではないかと、まあ半分冗談ですけど私はイメージしています。

 

かつて増田悦佐さんという著作家の本で読んだんですけど、人間はそんなに賢くない。一人のあるいは数人数十人の脳みそを集めて全体を管理しようとしたってできるわけがない。だから管理社会は必ず失敗すると書いてありました。私は企業しか知りませんが、勤め先が大きくなって管理が厳しくなるに連れて、どんどん組織としての活力が下がっていくことは体感してきています。活力が下がるから、上はもっと働け活力を出せという方向での管理を強化します。そうするとさらに無理が重なって、努力してるフリとか、何かがうまくいっているフリとか、そういうのが無限に出てくるようになる。

 

これ結構普遍的なメカニズムのような気がするんです。個人的にここがポイントかな、と思うのは、うまく言えませんが自由意志の尊重って割と意味があるんじゃないのかなということ。かつて書いた通り、自分の意志が本当に自分の意志かという哲学的あるいは大衆操作の問題はあるにせよ、お前の意志は尊重しないと言われた瞬間に個人としての活力はもう出てこなくなるっていう現象はあると思う。税もそうだろうな。お前の所得は認めない、半分は事務局のものだとか言われてるわけだから、これ怒らないとどうしようもないですね。

 

私はワクチンパスポートに乗りませんでした。マイナンバーにも懐疑しましょう。管理される部分はできるだけ少なくしたい。少し関係ありますが、いろんな経緯で持ってしまっていた株式も、もう全部売りました。その方が自由だ(あれこれやられない、操作されない、巻き込まれない)と思ったからです。