20240306 陰謀論を確認してみる(その5)

昨日日記を書いていて、思い出したことがあります。陰謀論では、世界を支配する悪党たちが人口削減を目的として極めて危険な薬?を全人類に注入しようとした、それがプランデミックなのだというくだりがあるのです。この文脈の中では、そもそも感染症を人工的に演出する人たち(ゲイツほか)と、救世主として注入薬を開発し強制的に接種させようとする人たち(ファウチほか)が主要プレイヤーで、政府はそれをあらゆる手段で国民に強制しようとし、裏側では秘密契約(黒塗り)で製薬会社がボロ儲け、後遺症で多くの人が苦しむ事態を招いた、そんなストーリーです。

 

コロナの起源に関しては諸説あり結局のところ判然としません。中国のウイルス研究所から漏れ出した、コウモリから伝染した、中国政府が人為的に散布した、武漢で開催されていた世界軍人体育大会に米軍が持ち込んで散布した、等々の憶測があります。原因究明の過程で、米国政府が中国のウイルス研究所に資金的な支援を行って何らかの生物兵器を開発していた疑惑も指摘されていました。

 

で、この感染症は大変な危機だということで通常は10年かかると言われるワクチン開発がなんと半年から1年で行われ世界中で億単位の接種が行われるという事態になったわけです。その後の経緯を見ると、特に日本では、アメリカのP社、M社が提供したmRNAという新技術を使ったやつが主に提供されたわけですが、その後遺症がひどいということで、MSMは取り上げませんが水面化というかネット上では大変な問題になっています。これが、プランデミック(計画されたパンデミック)による大量殺戮だと騒がれているわけです。それを推進したのは例によってディープステートだと。

 

陰謀論に乗っかるなら、日本よりはるかに強制的に接種を推進した国々はカナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどであり、アメリカではトランプが打て打てと煽っていました。まさにDSの総本山と言われることの多い「英米」およびその系列の国々だったのはなぜでしょうか。DSは自分の足元で大幅な人工削減を図ったということですか?

 

一方で、陰謀論では善玉に分類されることも多いロシアですが英米とほぼ同じ時期つまり2020年中には自国産のワクチンを承認しており接種促進のためにプーチン自ら3回目接種の様子を公開したりしています。日本の菅総理(当時)や岸田なんかと同じです。ロシア産ワクチンは世界50カ国に輸出されたという報道もあります。

 

当然、中国も自国産ワクチンを開発し数十億回の国内接種を達成すると共に一帯一路の国々を中心に世界に輸出しました。

 

中露のワクチンはmRNAではありません。不活化だったりウイルスベクターだったり、まあ既存技術なのでmRNAほど怖くないというか、その面では良いのかもしれませんけど。怖いのはインドのDNA型ですかね、むしろ。インドのワクチンも結構世界シェアがあります。

 

さて米英中露印の例を挙げましたが、もし陰謀論のプランデミックが正しいとしたら、英米は自国産ワクチンを自国内では強力に推進しないのではないかと私は思いました。実際に起きたことは、これらの強大な国々は自国産ワクチンをさっさと承認し、自国民と自国の影響下にある国々の国民に接種促進しているわけです。これは、薬害による虐殺促進説ではちょっと説明がつかないと思う。

 

ワクチンの中身に関しては諸説ありますが、私が以上の展開事実から思うに、本命はナノチップなのかな、と。人口を適度に減らしつつ、全ロットにナノチップは仕込んでおく、そんなことをやったのではないでしょうか。

 

もしそうであるならば、陰謀論も実は(少なくともある部分は)フェイクであることになります。世界の指導者は管理社会促進という面では一致している。そう考えれば、辻褄は合ってきます。