20240210 総督府なかりせば

タッカー・カールソンがプーチン大統領にインタビューした、その動画(2時間ある)がアップされてすでに1億回以上の視聴があったとのこと。冒頭、長い長いプーチン先生の歴史解説があって、要するにウクライナとロシアは民族的に不可分な部分があるんだよということが言いたいということはよーくわかりました。あとはまあ、周知の内容を繰り返すような感じ。いつもそう言ってたよね、と。ノルドストリーム破壊はCIAだ、と断定はしないがそれとわかる表現で触れてました。

 

でも内容云々よりは、この2時間、プーチンという人物が観察できて、得るものがとても多い動画だと思う。岸田と比較するのも馬鹿馬鹿しい。このプーチンは明らかに2代目か3代目(あるいはそれ以上?)だけど、ロシアには人材がいるなあと思いました。影武者やってくれと言われて成り済ました人物が自国の歴史を30分間語れないと思うよ、普通。年号もメモもなくバンバン出てきたし、記憶力も頭の回転もとてもしっかりしてる。一方でバイデンは最近、なんか痴呆症じゃないかと書かれてますね。言い間違いが多いんだそうで。

 

話は変わりますが現在の日本政府はアメリカ大使館や横田基地と丸ごと一緒の植民地総督府だと思われるところ、世界の米軍を引き上げさせると公言するトランプ氏がどうも大統領になりそうな勢いです。植民地から本国が撤退するなら、残された総督府の雇人たちはどうするのか、それが今の自民党の混迷かもしれません。ていうか、もう撤退準備は始まっていて、その混乱が裏金だの統一教会だのの話が出てきた背景にあるとも考えられます。そこで自民党改憲に必死ですが、この必死さを理解するためにあれこれ見てみた中で、なるほどそれはそうかもと想ったのは、改憲して緊急事態宣言すれば選挙やらないで済む。そうなれば永久的に自民党政権が続く、そういう状態が作れるという話です。

 

馬鹿馬鹿しいですよね。そんなアホなこと考えてるのかと疑いますが、実際に彼らがやってることを見ると、これはもう底なしのアホかもと思うところもある。裏金は使ってないから罪はないとか、行き場のない裏金を自分の口座に入れておいただけの話だとか、そういう幼稚園児並みの言い訳する前に、こう言おうと思うんだけど大丈夫かなと誰かに相談したほうがいいんじゃないか、と思える稚拙な嘘というか言い訳を躊躇いなく発言している幹部が大勢います。ああ、アメリカにくっついてれば安泰だ、怖いもの無しだ、と思って呑気にやってたら、こういう人物たちが出来上がってしまったのかというところを私たちはため息をつきながら見ています。

 

ただ、総督府が瓦解したあとの我々自身が生きる国の姿を想像したり構想したりすることがさらに重要になってきたことは間違いないですね。どんな国になるんだろう。報道の偏向がなくなるとか、国民福祉のために予算が使われるようになるとか、減税とか、期待されることはたくさんある。国の秘密も暴露されていくんでしょう。皇室はどうなるのかな。

 

生きていくこと自体は、そんなに難しくないだろうと予想しています。社会がある限り、商売は必要だし、そこで働く人はいるし、働く人には報酬が出る。そこが破壊されるような話ではないから。欧州では農民一揆で革命?が進む可能性が出てきましたが、日本は、総督府の自壊で終わりかな。私たちも一揆やることになるのかな。あるとすれば今年なんでしょう。