20240202 DSの上の方はよく働く(らしい)

私の知り合いで、成績優秀で、一時期、金融庁内閣府か(聞いたけど忘れた)で働いていた人がいまして、その時の上司があの竹中さんだったことを自慢しています。で、竹中さんてどんな人?って周囲は当然聞きますよね。すごい悪い奴なんじゃないか、部下を怒鳴り散らしたり、徹夜で働かせたりするんじゃないかって勝手に思ってる人もいるかもしれません。しかし彼の答えは意外で、「あんなに働く人を見たことがない」って言うんです。日本の役所はブラックで知られていますが、その中においても別格によく働く人だったと。

 

とにかく一日中、働いている。どんなに小さな仕事も疎かにしない。時間がないのに、相談に行くととことん内容を見てくれる。部下を徹夜させると言うよりは、本人が徹夜してる。だから彼の仕事は進む。そう言ってました。これは実際に聞いた話です。こういうのって、報道に出てこないと思いませんか?悪いことして楽して儲けてる許せない男っていうだけのイメージではなかったですか?新鮮でした。

 

話は飛びますが、日本長期信用銀行が破綻して新生銀行として衣替えした時、社外取締役アメリカの大物が名を連ねたことが話題になってました。今は亡きデヴィッド・ロックフェラー、FRB議長だったポール・ボルカー、そして知名度は落ちますがクリントン・マフィアのバーノン・ジョーダンの3氏。検索すると、なんと当時85歳のロックフェラー氏が、新生銀行の取締役会出席のためにわざわざ何度も来日したことがわかります。

 

トランプが言い出してからディープステート(DS)と言う用語が一般的に使われるようになってきて、その意味するところはアメリカやヨーロッパで政治を裏から操っている大金持ちの連中と、その集団に属する各国の支配層、みたいなイメージで捉えられています。本当のところはよくわからないので、そのイメージに従うとすればロックフェラー氏もボルカー氏もジョーダン氏も、そしておそらく竹中氏も、その一味(DS)に分類されることはまず間違いないでしょう。

 

とすれば、普通の大企業なんかと違って、DSはトップあるいは幹部自ら非常に活動的で、重要なところは自ら押さえに行く、人任せにしない、そんな感じが伝わってきます。

 

そういえば、ブリンケンもヌーランドも、本当によく海外出張して動き回ってますよね。バイデンはほとんど動かないけど。あれは本当のトップあるいは幹部ではないのでしょう。

 

DS支配層に対して私たち一般庶民は羊とか、ゴイムとか言われますが、まあ働いてないね。自分も含めて、働いてない。動いてない。身近なことだけ考えて、楽したいという本能に逆らわず、のんびりゆったりと日々過ごしているとしか言いようがないな。だから平和っぽいと言えばそうなんだけども、奴らは必死でやってるらしいぞ、という点は認識しておいた方が良いかもしれない。やっぱり、必死にやってる人が強いからね。