20230422 銀行破綻したらどうしましょうか

今、進行している世界の変化を、それはどういうものなのかと真剣に考えると、いろんな説はあるだろうけれども、私は藤原直哉氏が指摘するように、ロスチャイルドとかロックフェラーもだっけ、そういう一族的な人たちが君臨する金融支配が綺麗さっぱりなくなる方向を目指して米軍の良識派を風疹とする勢力が攻勢をかけており、ほぼその目的を達成しつつあるという見方が最も説得力あるなあと思ってみている。

 

金融の話って、興味のない人にはとてもわかりにくくって、私も興味ないので理解しているかどうか問われれば理解してません、というしかないのだけれども。

 

今の銀行って、なんとなーく胡散臭いでしょ。CMに起用する芸能人は絶対に無味無臭の人だし、キャチフレーズは四方八方見てこれだったら物議は醸さないだろうという視点で磨き抜かれた凡庸な表現だし。

 

これはねえ、やってることの本質に重大な疑義が生じうる可能性があるからこそなんだろうなあと最近、私は思っています。

 

銀行は預金を預かります。10億円預かったとしましょう。預けた人は、滅多にそれを引き出したりしません。だからその10億円を、銀行は貸し出すことができます。貸し出すとどういく音が起きるかというと、預けた人が急に必要が生じて引き出そうとしても引き出せない。そういう状況を常に作り出している。それが金融機関。ただ、これも、何百人、何千人と預ける人がいれば、急な要件で引き出さざるを得なくなる人は少ない。そのはずである。そういう前提で運用されている。

 

そして銀行は、抜いているわけです。自社の従業員の給料も払わなければならないし、全国に展開した支社支店の不動産賃貸料も払わないといけない、システムで動いているからその電子研鑽機プログラムの維持改修費用もかかる。

 

そういうことを全部考えに入れて、一体銀行業とういものは成り立つのかどうかを考えてみると、まあ多分、ダメでしょう。

 

製造業を風疹とした経済成長の時代は終わったから。終わったと思いませんか?これ以上、何かすごい物理的な製品がありますか?欲しいものありますか?それがないなら、企業は設備投資のための借り入れはしないでしょ。ということは、銀行は貸し出しで儲けることができない。だから、振込1回につきいくらとかせこい課金で生き延びようとしているけれども明らかに限界あるよね。

 

スタートアップに出資しても受けるみたいなこともメガバンク入っているしその担当役員が丸首Tシャツで日経に写真入りで登場したりしていますけど、これまでどうだったんですか。中小企業でしょスタートアップというのは。あなたたち中小企業をどう扱ってきたんですか?胸に手を当ててよーく考えてみてもらいたい。助けるとか育てるとか、してこなかったでしょ?それを、心を入れ替えてこれから頑張りますと言ったって、誰も信用しないでしょ。

 

ということで、メガバンク含めて金融システムは大きく変わります。ていうか、はっきり言って今野大手は全部ダメになって日銀に統合されるでしょう。リストラもあるでしょう。生き残れるのはプロジェクトファイナンスとか、システムに生かされている部署とは違う、独自力が試される部分だけではないでしょうか。

 

多分、庶民は影響を受けないでしょう。影響を受けるのは、金融庁の言うことに従っていれば一生安泰、うまくすれば天下りでさらに美味しい思いをできると思ってきた人たちであるはず、と強く思います。