20240106 あらゆる事象で情報戦

深田萌絵さんという情報発信者の方がいて、羽田空港の事故に関する日米の報道に相違点があると指摘しています。彼女の調べによれば米国で報道されているが日本ではされていない主なポイントが4つあって、①海保機が滑走路上に停止していた2分間に管制から退去指令が出ておらず警告システムも作動しなかった、②海保機には最新のトランスポンダ(位置情報発信機)が搭載されていなかった、③滑走路の警告灯(指示外行動に注意喚起)は年末に故障しており修理日程も未定だった、④国土交通省が開示した交信記録音声はCNN等が報じた音声と異なるものだった。以上を公表すると空港管理者たる国土交通省の責任が問われることになる。日本の報道ではこれらの事項がスルーされたまま、海保機の機長が業務上過失致死罪に問われる方向で操作が進んでいることに深田さんは疑問を投げかけています。

 

航空機のパイロットや管制官などがの労働組合が参加している民間団体「航空安全推進連絡会議」は事故翌日の1月3日、再発防止のためには刑事捜査ではなく事故調査を優先して行うべきとの緊急声明を発出。文面には、日本では航空機事故が発生した際に警察が事故原因を特定することとなっているが、このことがかえって事故原因究明に支障をきたす例があったとあります(きっと忸怩たる思いをしたことがあるのだろうな、と思わせる文章)。なお日本も批准している国際民間航空条約というものがあり、その中でも航空機事故に関しては事故原因の調査と再発防止策を最優先すべしとしているとのこと。このことを報じるYahoo!ニュースの見出しが「羽田空港事故、報道やSNSの発信は「憶測・想像を排除して」パイロットなどの民間団体が要望」とされていることにも、複雑な背景が透けて見える感じがします。内容と全然違うでしょ。

 

さらにネット上では、この事故そのものがフェイクだとかやらせだとかという分析まで出てくる始末。その一つであるHYGGE Japan という人のXでは、詳細な説明があり、まあ確かにおかしいところはいくつもあるなあ、これは京王線の事件と同様の匂いもする。なんか、交通関係ってこういう題材になるな、という印象も持ちます。事故当時の羽田空港には何千人かのお客さんなり来訪者がいたはずなのに、彼らが撮った素人動画がほとんど検索に引っかかってこないという(私の検索能力不足か)のも不思議。もしですよ、この事故がフェイクだとすれば、能登半島に物資を届けるという海保機のミッションも織り込まれているわけだし、滑走路の警告灯は年末から故障していたということだから、正月の地震の方もフェイクというか人為である可能性まで視野に入ってくる。

 

当然、そういう指摘をする人もいて、自民党の裏金疑惑を覆い隠すために次々に天災や事故を繰り出しているのだという主張も見ました。

 

輪島市の朝市通り(だけ)が地震後の火災で焼け野原になった点についても、木造家屋が燃えた火力だけで自動車の車体やホイールがぐにゃぐにゃになるのはおかしい、みたいな指摘がけっこう出ています。そのような考察の行き着く先は、これは単なる火災ではなくて、マウイ島と同じように、高性能な照射兵器による焼き払いであると。その目的はスマートシティ建設のための地上げではないかと。一方で、国は被災地上空のドローン飛行をさっさと禁止。これに対しても、映されては困るものがあるのだろう、自衛隊増派の決定は遅いのにドローン飛行禁止の決定はやけに速いな、みたいな書き込みも。

 

国民の中で、陰謀論が広がっている感触があります。この政府がやってることは、やっぱり何かおかしい。私も、311当時の民主党政権の動きに比べると、今回は政府も県も全くやる気や緊張感が伝わってこないことは感じています。岸田は(もう呼び捨てね)昨日の記者会見で地震の危険性を考慮した原発の再稼働に関する考え方を問う質問を無視して退場しました。

 

上に挙げたように情報戦の様相が濃いので、真相には自分の感覚と論理で一歩一歩近づくしかないですね。私は、能登地震も羽田の航空機事故も、何か怪しい、という感覚を5割は持っています。とにかく報道は信用ならない。例えばネット上で爆発的に拡散しているエプスタイン文書の公開って、大手メディアが扱ってますか?そういえば、秋葉原駅で包丁を持って暴れて捕まった女性?の続報がありませんね。