20231207 来るべき世界

あまりに酷いからついつい関心を持ってしまうが、自民党ウクライナイスラエルをいくら見ていたって、来るべき世界はわからないだろうなということは明らかでしょう。

 

今までは通用していた様々な悪事?がなぜか最近はどんどん暴露されて批難されて続けられなくなってきた。それでも続けるぞという勢力は、イスラエルがそうだと思うけれども、どう見ても明るい方向に走っているとは思えないなあ。さようなら、と言っておけば良いのかもしれない。

 

問題は、その後の世界ですよね。

 

その後の世界をどう見るか。一つは、なくなっていく、あるいは縮小していく旧勢力というものがあるはず。日本で言えばまずは自民党公明党などの既存政党はもう伸びないだろうな。むしろ存続が難しいのではなかろうか。代わりに代議士になりますという立派な個人や政党がない(少ない)から、選挙をすれば今の代議士たちが引き続き当選したりすることもあるんだろうけれど、裏金も作れなくなってしまうのならば、やめていく人も出てくるのではないか。また、政治にへばりついて甘い汁を吸っていた業界、個人も縮小していく可能性が高いと思う。

 

自分の身の回りでは、金融業界が縮退モードに入っている感じがする。銀行証券だけじゃなくて保険もね。そもそも日銀に縮退気配がすると思いませんか。理由も背景もよく知らないが、勤めている人たちの漂わす空気感からそれを感じる。そういえば規制業種全般が元気がなくなってきてる。学校法人、医療機関介護施設なんかもとても苦しそうだ。あと放送ね。政治だけではなくて、政府というものが息切れしてきたようだし、それにくっついて指示されてその通りやってればよかったような業種、業界、組織体が共倒れするのかと思う。

 

東京ではでっかいビルが次々とオープンしている。最近では麻布台ヒルズ。行ってみた。すごくでかい。すぐ近くに六本木ヒルズもあるし、ちょっと離れた渋谷でも大規模ビル建設ラッシュ。東京駅の内側大手町丸の内も、外側八重洲日本橋あたりも、すごく床面積が増えた。でかいビルだらけだ。ただ、実際に行ってみると、図体はでかいけど空疎な風景に思えて仕方がない。今の時代と全然フィットしていない。こんなでかい構造物作る時代じゃないだろうと、おそらく多くの人が思っていると思う。これ、どうすんの?って感じ。ときめきは全く感じないな。中に入っても、どこも全部一緒だし。新しい時代を想像する息吹はゼロ。

 

次の時代がこういう中心地から出てくるようには感じない。ではどこだろう。これを考えることが宿題の一つ。

 

もう一つの視点は、今の政府や政府依存勢力を駆逐しているのが仮にトランプやプーチンを中心とした人々だとすれば、彼らがどんな世界を作ろうとしているかにも目配りが要るね。このことに関しては田中宇さんの発信が参考になる。でも、まだ正直、オープンになっているようには思えない。おそらく確実だろうなと感じるのは、アメリカによる日本属国支配はかなりの程度緩和される、そのシステムの中で幅を利かせていた国内勢力が縮退していく、そういう流れなんだろうなということかな。