20230702 フランスで暴動

17歳のイスラム教徒少年(反正歴あり)を警官が尋問中に射殺した事件をきっかけに、イスラム系移民が暴徒とかしてフランス各都市を焼き払っている、という報道がなぜか日本のテレビはやらないがネット上で話題になっている。

 

既視感あり。BLMってあったよな。今回の暴徒はウクライナに送られた(はずの)武器を使用しちえるという。

 

うーむ、フランス政府、マクロンはDSではなかったのか。その政府当局に対してウクライナ支援の武器が渡された暴徒が暴れるのか。いったいこれは何なんだ。

 

そういえばマクロンBRICS会議に出たいと言い出して加盟国から断られていたな。そんなことを言い出すなら混乱させてやるぞという見せしめだろうか。

 

日本は平和かと思ってこんな風に呑気にブログなんか書いているが、フランスだって少し前までは平和な国だったことを覚えている。とはいえ1970年代までかな。1990年頃には、移民が多くなってパリは物騒だった。今、フランス人口の1割は移民らしい。出身地はモロッコとか旧植民地が多いのだろう。欧米的に言えば、難民や移民を可能な限り受け入れるのが先進国だということになるのだろうが、同化はそもそも難しいでしょ。同化というと語弊があるかな、より正確には社会の平和と秩序を従来通り維持することが難しくなるのではないかと書いた方が良さそうだ。

 

ただ、今回の暴動はどうも、作られた匂いがする。

 

盛り上げ方がいつものパターンだからだ。そう、BLMにおけるジョージ・フロイドね。警察官に殺される展開も同じ。

 

アメリカだろう。

 

リメンバー・アラモ。リメンバー・トンキン湾。リメンバー・パールハーバー。リマンバー・911。リメンバー・ジョージ・フィロイド。リメンバー・ナエル(今回殺害された少年)。

 

象徴的な事件が発生し、それに呼応する形で市民が立ち上がる。あるいは戦争が容認される雰囲気が造られる。そればっかり。

 

ほんと、そればっかり。