本当にジャーナリズムが機能しているのであれば、この問いが発せられなければおかしいと思う。
岸田はいるのか?
生きているのか?
今、岸田と名乗って活動している男は誰なのか?
今野時代、デジタルで残っている画像を遡って見ていくと、明らかに別人になってしまったと思われる人たちがいかに多いことか。メディアは、最前線で本人とやりとりしながらニュースを作っているのだから、当然、わかるだろう。
本日の岸田首相は耳が昨日と違っていました。本日の岸田首相は、身長が昨日と違っていました。それだって、ニュースになると思うが違うか?
それはないだろうと思われる方々にお伝えしておくが、戦国時代と現代はあまり変わらない。武田信玄にも徳川家康にも影武者がいた。今日、側近に指示を出した武田信玄は本人ではない、というのはもしジャーナリズムが当時あったとすれば当然、書くべき記事なのである。
そういうことをやろうとするジャーナリストがあるとすれば、政治家だけではなくて、より高位の方々についても遠慮なくやってもらいたい。真実を主権じゃたる国民に知らせないということはジャーナリズムとして終わっていると思うのだが、こんなことを言われたって、当事者たちには屁でもないんだろうな。お金にならないから。
ということは、お金で転ぶのがジャーナリズムで、それ以外はない、ということなんだな。
だから我々は、偽情報に塗れた現実社会を生きなければならなくなっているわけで。
しょうがないとは思いつつ、騙されないためにそれなりの労力は注がなければならない。