20230513 なぜ日本のトップはダメなのか

ここでいうトップとは首相だけを指しているのではなくて、会社の社長とか、団体の理事長とか、大学の学長とか、要するにある集団を代表する人たち全てを含んだ表現です。

 

私は上場企業に勤めていましたが、そこの社長は天下りでした。今でもそうです。大株主がいるんです。そのグループ会社だった我が勤め先が上場したというわけです。天下ってくるのは、株主企業の出世争いで負けた人たちで、共通しているのはヒラメだということ。要するに誰か、有力な人に取り憑いてそこまで行ったのでしょう。でもダメだった、ということで、自分で考えて判断したり行動したりすることができない。何か問題が起きたときは、あそこ(自分の出身企業)はどうしてる?です。当然、社員は給料分以上の仕事はしません。

 

G7の前にLGBT法案を通せと主張している自民党の代議士の皆さんも、主権国家の代議士とは思えない人たちですよね。

 

国会議員とか、県知事、地方議会の議員もダメでしょう。立候補などする人にロクな人物はいない。今回、統一地方選で自分の住む地域の候補者を詳しく見て暗澹たる思いをしました。この中から誰か選べというのか。。。でもまあ仕方がないですよね。まともな神経を持っていたら、選挙に立候補しようなどとは決して思わないはず。

 

そう。まともな人って、俺が俺がということはやらない。だからまともなんだけれども、そういう前提で選挙をやるととんでもないやつばかりが出てくることになる。

 

企業もさ、出世したい出世したいという人たちがお互いの足を引っ張りあって、勝ち残った人がトップになったりするわけでしょ。

 

選別のシステムが間違ってるんだよな。

 

かと言って、他に良い方法があるのかという話にはなるわけですが。。。

 

家庭内でもそういうことはある。わがままで声の大きい人、それが夫であったり妻であったり子供であったりは家によって違うと思いますが、そういう人が結局は全体を乱す。まともな家庭を崩してしまうのは、何かに取り憑かれたように自分の利害だけを声高に主張する1人の人間。

 

タイトルには日本とつけたけれども、外国がうまくやってるかどうかは知らない。まあ、どこも同じようなものだろう。トランプとプーチンは立派に見えるけれども、そうだとして、その立派さを担保しているのは何なのだろうか。ある種の信仰心みたいなものだとすれば、収去というのかスピリチュアルというのか世界観というのか、そういうものは意外に大事なんだなという気がする。