信用できない人はすぐわかる。
まずメディアに出ている人々。これはもう全員信用に値しないと思っておいた方が間違いがない。わかりやすい例でホリエモンが出てきた。これまで散々、ワクチンを打たない奴は馬鹿だみたいなことを言って煽ってきたことはみんな知っている。しかし最近になって、この男がかつて「mRNAワクチンは軍事目的で開発された生物兵器だ」と発言している動画が掘り起こされた。そうか、知ってて言ってたのね。明快に悪い奴だが実は同情論もある。あれは言わされているのだ。よほど酷いネタを握られているに違いない、憐れだと。
そういえば政治家も、小泉純一郎が馴染みの芸者を殺めた疑惑とかいろんな人のいろんな噂は絶えないから、これをバラすぞと脅されればなんでもやるのだろう。それと引き換えにテレビでこうしゃべれみたいなことは当然あるだろうから、政治家もメディアに出ている人も基本的に信用してはいけない。
藤原直哉さんが、今の日本のエスタブリッシュメントも何が何だかわからないまま生きているようだと言っていた。具体的には企業のトップがそうだという。確かに。自分の知っているその種の人たちは、4回、5回と打っているから何も考えていないんだなと感じる。
有名な人も偉い人も信用できない。信用するとは、自分が何か行動しようとした時に、その人の意見を聞いて参考にして良いかどうかということだ。
この人は信用できるかな、と感じるのは、例えばウクライナについての話題が出た時に黙っていたり、あるいは控えめに「ロシアの立場もわからないではないが」的な発言を挟んだりする人だ。ワクチンに関しても、彼らは基本、黙っている。黙っている人の中に、自分でものを考えている人たちがいる。この、自分でものを考えている人たちこそ信用に値する。
自分の遭遇した例でいうと、親戚に90歳直前の老女がいるのだが、テレビでワクチンワクチン騒いでいた時に、なんか戦時中の放送みたいだとポツリと言った。ああ、わかってるな、学はないかもしれないが、感覚としてこれは信用ならないということを言っている。そう思った。
そう、有名でも偉くもない人たちの中に、本当に賢い、自分の頭でものを考える人たちがいることは確かなのだ。ただ、大勢は流されているから、そこで意見は言いづらい。智に働けば角が立つ。従って黙るしかない。あるいはせいぜいつぶやくしかない。
ホリエモンもひろゆきも三浦瑠麗も成田祐輔もウクライナの解説をしている人たちも、まあよーく見てから、この人たちを信用するかどうかを考えた方がいい。ていうかひと目でもう結論は出るよなあ。なんで人前に出てこれるんだろうこの人たちは。誰かに推されている可能性は感じ取らないといけないと思う。