20221215 打たない人はどこが違うのか2

思い出した。他にもいた。

 

Aさん一家。両親と娘の3人家族。夫は健康オタクの企業役員で年2回の人間ドック。今回は早く打ちたくで仕方がないと言っていたタイプ。妻は自営業を続ける働く主婦でなぜか当初から反ワク。娘さんはニュートラル。夫に打たせたくない奥さんが、私のところにどう思うか連絡してきて、やめた方がいい、しばらく様子を見るべきと伝えたらそれを梃子に旦那さんを説得して結局家族3人とも現在まで非接種。最近、私のことを命の恩人と言ってくれ始めた。

 

Bさん一家。両親と一男一女の4人家族。夫は気難しい大学教授、妻は専業主婦、子供は大学生。夫は迷ったらしく私に意見を求めてきて、上と同じように様子見を勧めたらそれに従ってこれまで未接種。奥さんと子供はさっさと接種。別に夫婦仲が悪いわけではない。

 

Cさん一家。ご主人は中小企業で働くフリーターに近い地方出身の自由人。奥さんはアルバイトをいくつか掛け持ちしている都心育ちのアクティブ主婦で友達が多い。子供二人は就職して独立。奥さんはあっさり接種。旦那さんは今でも未接種。

 

迷って、他人の意見を聞いてみて決めるって人もいるんだな。

 

これで、合計15人くらいか。共通点はあるかな。

 

パッと思うのは、打ってない人はみんな冴えない。今の世の中で、前面に出てバリバリやってる人たちではない。どちらかといえば、目立たないところで地味に生きているって感じ。危なかったのはAさん(企業役員)とBさん(大学教授)で、迷って聞いてきたからやめとけと私が言って、それに従ってくれたという話。勧めてたら打ってたかも。ここでも、社会的地位の高い人が危なくて、そうでもない人が平然と非接種を選択しているところが面白い。

 

何回も書いたが、自分は勤め先で厚労省のHP見るとワクチンは劇薬指定されているから職域接種はやめたらどうかと声をあげ、財閥系企業から天下ってきた副社長に国の方針に逆らうとは何事だ、と一喝されて引き下がらざるを得なかった。この人を含めて役員は全員接種。社長は4回、会長は5回打ったと公言している。調子は悪そうだ。でもワクチンのことは決して疑うような素振りをしない。内心はわからないが。そしてSDGsのバッチをいつもつけている。

 

ここに、鍵があるような気がする。

 

人間社会には見えない秩序があり、それに則って行動しないと出世できない。例えば国の方針に逆らってはならない、って誰が決めたのか知らないけれども、それを主張して一喝するって頭がおかしいと自分は思うが副社長本人は何らかの秩序に則って発言している気分でいるはずだ。これである。