515仮説から見る今後の焦点

前回に続いて、何の証拠もない妄想でありその展開である。ほぼ小説と思っていただいていい。

 

宗教などを介した非愛国的な政治が続く現状を打破したい官僚勢力があったとする。しかし自分達に対する人事権は政治に握られており表立っての反抗はできない。じーっと耐え忍ぶ中で、政治の方で茶番を画策する動きが出てきた。元首相暗殺未遂で選挙に勝利し軍事費を減らす狙いだろうと見られた。犯人役は洗脳された元自衛官の男が連れてこられるという。その男が居住し、また元首相の親族が経営する病院が近くにあるという条件から、茶番が成立しやすい場所として奈良が選ばれた。茶番の実行には現場の協力が必要だ。クライシスアクターは揃えたがSPは指揮命令系統で動かす必要がある。実際に細かい指示があっただろう。

 

愛国的官僚はこのシチュエーションが千載一遇の機会であると考えた。洗脳された犯人役の男は統一教会の関係で闇を抱えている。これは動機になりうる。政治と宗教との関係を白日の元に晒せる可能性がある。

 

撃たれたフリをした元首相は自力でお立ち台から降りてゴロリと路上に寝転んだ。多分その時、あるいはその後の搬送過程で、茶番の計画者たちが想定していなかったオペレーション上の行き違いが起きた。

 

犯人は元自衛官で、精神鑑定に持ち込み異常者であるという片付け方をされる予定だったが、警察からのリークで特定の宗教団体という話が記事になっってしまった。もうあとは拡散されるばかりだ。

 

不思議なのは、この情報は握りつぶせたはずなのだ。報道しない、という手口も十分に使えたはずなのだ。だって、ネットに書き込みしている自分のような人間は、生でそんな会話を聞くことなんてできないんだから。キャッチできない情報は拡散できない。

 

ところでこの事件について語る与野党関係者が妙に落ち着いている印象もあった。大平小渕の時とは大違いである。警察もしれっとリークするし、報道も何気なく流してしまった。実は元首相は統一教会に操られた売国奴だったのかも知れないし、そういう見方も出されているが現政権は表面上、愛国者だったことにして国葬までやるという。でも国民の多くは統一教会の記憶を持っているから釈然としない気分で受け止めている。一方でブリンケンとイエレンが青ざめた顔で日本に飛んできた。なんで計画通りに行かなかったのか、ちゃんとやれ、と言いにきたのか。

 

そう考えると、これも妄想だが、政治家もメディアも実はわかっている。アメリカに従うフリをしないと命に危険があるのだが、このタイミングでは警察に協力し考案に協力し病院に協力し暗黙の協調の中でついに統一教会の名前を公に出した、という構図すら想定されるのである。

 

そうであるならこれは戦争だ。日本の独立戦争だと思う。被害は全国に出ている。物事を前に進めるためには、宗主国に従順な態度を崩すわけには行かない。でも千載一遇の機会を狙って真実を広める。

 

まだ留保したいところだが、実は心ある日本人は暗黙の連帯で戦っているのかも知れない。